植物育成ライト おすすめと購入の要否 

購入に失敗しないために

土を使わず、専用の液肥だけで栽培できる水耕栽培については興味をお持ちの方も多いと思います。

一般的には室内栽培で行いますが、購入を迷うのが植物育成ライトではないでしょうか?

この記事では、栽培上『植物にとって必要な光の明るさ』を中心にまとめ、植物育成ライトについて、購入前に確認しておくこと、また購入するとしたら抑えるべきポイントは何か、そしてお勧めのライトはどれかついてご紹介しています。

少し面倒ではあるのですが、購入に際して失敗しないためにも、是非、予め栽培したい野菜は何か、特に栽培する(したい)植物にとって必要なライトの明るさはどれくらいか、について確認しておくことをお勧めします。

栽培する植物にとって必要な光(光照度)は 陽生植物、半陰生植物、陰生植物、中生植物に分類されますが、個々の野菜にとって必要な光を光補償点と光飽和点と共にまとめ一覧表にしました。

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私の失敗談 ⑴植物育成ライトを商品説明のみで購入した結果

水耕栽培を調べる中で植物育成ライトの存在を知りましたが、当時はライトの明るさの単位もわからないまま、商品説明を読んで価格を優先しとりあえず2個購入しました。

後ほどご紹介しますが、初めての購入したのはクリップタイプのアーム型と吊り下げ型で、どちらも45Wの植物育成LEDライトです。

結論から言うと失敗だなと思いました。

アーム型の物は光が弱すぎたこと、何といっても発光色がどぎつい赤紫色の為、個人的には好みに合わず、結局使用しないまま2年後に処分しました。

もう一つは、現在も使用しているものの、室内の窓辺の明るい場所に置いて光を補うという程度の使用で、栽培する野菜が限られてしまいます。

栽培を継続した事で気がついた事も多く、また丹念に調べてから更にライトを購入したことで現在は快適に栽培を行っています。

そのような失敗経験から必要最低限の知識を、簡潔にまとめたのがこの記事になりますので、初心者さんや、購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

1.購入する前に確認しておくこと

この章ではライトの使用、不使用にかかわらず、栽培そのものに大事な点を、以下の構成でまとめています。

  1. 栽培したい植物は何か: 光照度・光補償点・光飽和点から説明
  2. 室内の採光環境を確認するなら:無料アプリの『照度計』のすすめ
  3. 室内栽培に向いている野菜:実際の栽培記録と共に紹介。
  4. 育苗だけするのか、収穫までするのか:植物育成ライトの目的を再確認。

お勧めの液肥はこちらから

初めての水耕栽培 おすすめの液肥と使い方 容器はどれがいい?

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1)栽培したい植物は何か

栽培の基準は、植物の大きさばかりでなく、その植物が太陽の光をどのくらい必要が重要になります。

光照度で大まかに分類できますが、個別の栽培を確認するなら光補償点、光飽和点を調べておくと便利です。

⑴陽生植物・半陰生植物・陰生植物とは

植物の分類を光の強さ(光照度)から分類すると、強い光を好む陽生植物、半日陰を好む半陰生植物、弱い光を好む陰生植物の3つに分類されます。

  • 陽生植物:太陽の光を好み直射日光或いは一日中日光の当たる環境で成長(30000~80000ルクス又はそれ以上)
  • 半陰性植物:半日程度の日当たりまたは木漏れ日やカーテン越しの柔らかい光で成長(20000~30000ルクス)
  • 陰生植物:日光が苦手で日陰でも十分成長(20000ルクス)

※カッコ内は光の明るさを表した値(ルクス=Lx)です。植物栽培ではルクスが用いられます。

ただ、植物によって光の限界点がそれぞれ異なる為、同じ分類の中にあっても成長は若干異なってきます。

このような光の限界点は、光合成の観点から上限を『光飽和点』、下限を『光補償点』と言います。

  • 光飽和点とは:これ以上の光を与えても光合成速度(成長)は上がらないという限界点
  • 光補償点とは:これ以上弱すぎるともはや光合成出来ないという限界点

光合成グラフ

野菜の分類

光照度

光飽和点による分類 50KLX=50000Lx

こうした限界点を念頭に置いておくと、現在の部屋の明るさならどのような野菜を栽培できるかがわかります。

⑵光照度による野菜の分類一覧表

日照による分類、光補償点と光飽和点は以下から検索できます。カタカナで野菜の名前をご入力ください。

野菜の名前光照度光飽和点(ルクス)光補償点(ルクス)
バラ科イチゴ半陰生250002000
イネ科イネ陽 生500001000
マメ科エダマメ陽 生250001500
マメ科エンドウ半陰生400002000
アオイ科オクラ陽 生5000015000
アブラナ科カブ陽 生55000
ウリ科カボチャ陽 生450001500
アブラナ科カリフラワー陽 生
アブラナ科キャベツ陽 生400002000
ウリ科キュウリ陽 生550005000
ウリ科ゴーヤ陽 生
キク科ゴボウ陽 生
アブラナ科コマツナ半陰生70000~85000
ヒルガオ科サツマイモ陽 生30000
サトイモ科サトイモ半陰生80000
キク科サンチュ陽 生
シソ科シソ陰 生
ナス科ジャガイモ半陰生
キク科シュンギク 春菊半陰生
ショウガ科ショウガ半陰生300001500
ウリ科スイカ陽 生800003500
セリ科セロリ陽 生450001500~2000
マメ科ソラマメ陽 生30000~400002000~3000
アブラナ科ダイコン陽 生
アブラナ科タカナ・カラシナ半陰生
ユリ(ヒガンバナ)科ネギ属タマネギ陽 生
アブラナ科チンゲンサイ半陰生85000
ナス科トウガラシ🌶陽 生300001500
ウリ科トウガン陽 生
イネ科トウモロコシ陽 生1000001800
ナス科トマト🍅陽 生700003000
ナスナス🍆陽 生400002000
ユリ(ヒガンバナ)科ニラ陰 生
セリ科ニンジン陽 生400002500
ユリ(ヒガンバナ)科ニンニク半陰生
ユリ(ヒガンバナ)科ネギ属ネギ半陰生
250002500
アブラナ科ハクサイ陽 生400002000
セリ科パセリ半陰生
ナス科ピーマン陽 生350001500
アブラナ科ブロッコリー🥦陽 生
アカザ(ヒユ)科ホウレンソウ半陰生250001000
アブラナ科ミズナ半陰生
セリ科ミツバ陰 生300001000
ショウガ科ミョウガ陰生200001000~2000
ウリ科メロン陽 生550003000
アブラナ科ラディッシュ陽 生
キク科レタス半陰生30000~400001500~2000

2)室内の採光環境を確認するなら

一般に、電気の明るさは、光源(電球)が放つ明るさの単位であるルーメン(lm)で表記されますが、野菜の栽培で必要な光の明るさは、照度計を用いてルクス(Lx)で確認します。

⑴明るさの単位は何?

植物栽培ではルクスという単位を用いますが、電気を購入する際に参考にする単位数は、通常ワット数、ルーメンです。

ただ、電気の単位はこのほかにもルクス、ボルト数がありますので以下にまとめました。

  • ワット(W)=通常『消費電力』(電気代)の事を言います。低いと電気代が安くなります。電気代の簡易計算100(W)÷1000×1(時間)×27(円/kWh)=2.7円
  • ボルト(V)数=『電圧』で電気を押し出す力の事を言います。一般家庭の電圧は100Vです。
  • ルクス(Lx)=光の『照度』を表します。照らされている面の明るさを指し、光源(光を放つもの)との距離によって数値が変わります。例えば電気を近づければ明るくなりますので数値は大きくなり、遠ざけると暗くなるので数値は小さくなります。光源そのものの明るさを見るのが次のルーメンです。
  • ルーメン(lm)光源(電球等)そのものが放つ明るさを見ます。『光束』という、光源から全方向に出る光の総量(=全光束)を表す単位で、数値が大きいものが明るい光源と言われます。例えば電球を選ぶときにはルーメンを見ます。
  • ナノメートル(nm)=光の波長を表します。

上記によっても、明るさは、白熱電球ではワット(W)で、LEDではルーメン(lm)で表されますので、白熱電球のワットをルーメンで換算すると、

白熱電球20Wなら170lm以上、40Wなら485lm以上となります。

植物育成ライトはほとんどLEDなので、商品の明るさの記載はルーメンもしくはワット数になります。

ですが、植物栽培で表現される光の値は基本的にはルクスです。

これは、光合成速度のグラフが、ルクスによって表現される事からもわかります。

個人の感想ですが、光源が太陽である以上、ルーメンを用いる意味がないのだと思います。

光合成速度

※光合成とは:光エネルギーによって、二酸化炭素を吸収して炭水化物を合成する仕組み。この過程の中で酸素を排出。

⑵明るさを調べる照度計アプリ

栽培では光の明るさは『ルクス(Lx)』であらわされ、『光照度計』などで検索すると無料アプリが見つかります。

無料アプリ『光照度計』で調べたときの画面

東南側の窓辺の自然光について、植物の周辺にスマホをかざして確認してみると以下の値が表示されました。

この数値は半陰生植物又は陰生植物なら成長が可能な値です。

光照度

11月午前9時:東南側の窓辺

実際に東南側の窓辺で栽培している野菜はこちら

サニーレタス

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3)室内栽培に向いている野菜

⑴最適なのは葉菜類や小型の野菜

個人的な見解ですが、初心者さんなら小型のものをお勧めします。

例えばレタスやミズナ等の葉菜類、ラディッシュやミニ大根などは比較的場所を取らないので室内栽培に向いています。

ナスやミニトマトも室内栽培は可能ですが、思う以上に大きくなるので、後々液肥交換などのお世話が大変になり手軽に栽培、というわけにはいかないかもしれません。

⑵午後の西日は要注意

窓の向きによりますが、東~南向きの窓から自然光が入るなら半陰生植物は十分育つかと思います。また一日中光が当たるなら陽生植物も栽培できると思います。

注意したいのは同じ半日でも、午後の西側の強い日差ししか入らない場合です。

半陰生植物でも、レタスのように比較的弱い光で育つものにとって、強すぎる光は成長を妨げます。また陽生植物の様に比較的長い時間での日照が必要な場合には環境としては不十分だからです。

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⑶ライトをつければ陽生植物も栽培可能

私は、西側の窓辺には植物育成LEDライトを取り付けたラックを置いて、日照を補っています。

そのお陰で、東南側の窓辺では育たなかった半陰生植物や、陽生植物の栽培が可能となりました。

シュンギク栽培の環境

シュンギクの日照条件は半陰生なので、レタスと同じ東南側の窓辺において栽培してみたところシュンギクの成長は不良気味でした。

同じ半陰生でも光飽和点や必要な日照時間が異なるからです。

そこで、シュンギクを西側の、LEDライトを設置したラックのところに移動したところ、小ぶりながらも(東南側よりは)育ってきました。

ライトを設置した西側の午前中の明るさを光照度計で計測すると以下のようになり、陽生植物の栽培も可能であることがわかります。

西側の窓にライトを設置

日照時間の違いは長日植物か短日植物かに分けられますが、種類により更に時間は異なります(光周性)。

この分類によってわかるのは、花芽分化(トウ立ち)をいつするかという事で、子孫を残す為の仕組みになります。

光周性と限界暗期 ~花芽形成とトウ立ち・老化苗~

※光照度による分類で重要なのは、光合成をいかに効率的に行うか(光合成速度)ということです。そして光合成の重要性は、植物が光エネルギーを利用して二酸化炭素から炭水化物を合成し、その過程で酸素を排出するという仕組みであるという事です。

⑷実際の成長記録

⑴ミズナ:ミズナは強すぎる光は苦手なので東南側の自然光で栽培しました。

12月6日 播種後60日

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⑵ラディッシュ:陽生植物なのでライトがないと丸い形になりませんでした。

成功ラディッシュ

2021年 8月5日

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⑶チンゲンサイ:チンゲンサイも陽生植物なのでライトを用いないと虚弱になります。光飽和点は85000ルクスなので、もっと強い光があれば全体的に大きい株に育てられたかもしれません。

明るい窓辺にライトを設置

下の写真1枚目2枚目は2021年の11月に栽培を開始したチンゲンサイです。

3枚目は初めて水耕栽培を行った2017年のチンゲンサイです。

1枚目:22年1月8日 播種から2か月

2枚目:チンゲンサイの収穫

3枚目:ライトだけで栽培したものは貧弱

【家庭菜園】秋に撒きたい野菜の種 ~チンゲン菜~

⑷シュンギク:半陰生植物ですが、西側の窓辺で、ライトを用いた方が成長は断然良かったです。

22年12月7日 収穫

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4)育苗だけするのか、収穫までするのか

栽培の工程には、種まき、育苗、定植(植え付け)、整枝、収穫という段階がありますが、種まきから収穫まで室内で行うならある程度の機能を備えたものでなければなりません。

一方種まきから定植までの育苗期間のみを室内で行うのであれば、安価な物から選択できます。

⑴収穫まで目指したいなら

種まきから収穫までを室内で行いたいのであれば、先ほどの光飽和点を把握した上で十分光を確保できるものが必要になります。

野菜の種類によりますが、光の明るさは勿論の事、照射範囲も忘れてはなりません。更に照射時間も調整できるタイマー付きが便利なので、必然的にスペックが高い物になり値段も高くなります。

このような商品の場合には1万円以上かかるものがほとんどです。

⑵育苗期間のみ使用するなら

他方で、種まきから定植までの間、室内で育苗したい、若しくは発芽状態だけをそろえたい、という程度であれば、植物育成ライトもある程度の光の強さがあれば安価なもので栽培は可能です。

そこで、ある程度と言いうのがどれくらいかという事になりますが、価格は3000円前後で私が実際に使用していたのはこちらになります。

水耕栽培 LED

ミニ白菜の育苗 左:水耕栽培 右:腐葉土

発芽後に水耕再栽培用(左)とプランター栽培(土栽培)用に分けて育成ライトの下で育苗しました。

水耕栽培の苗は窓辺でライトを併用して栽培を継続しました。結球はしなかったのですが収穫をしました。

水耕栽培のミニ白菜

プランター栽培は害虫の食害に遭い中止しました。

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育苗とは

植物の多くは種まきを育苗ポットに行ってある程度の大きさになるまで育てます。

種まきは、気温が不安定な時期に行う為、定植前の時期だけ室内や、温度調整ができる育苗器で管理をすることも少なくありません。

大抵本葉が5~6枚になると『定植』といって本格的に栽培する容器やプランター、畑へ植え付けをしたり、ホームセンターで販売される苗は、定植時期を見据えて出回ります。

このような期間を育苗といいますが、実は栽培の過程で最も重要な期間でもあり、ここで徒長させたり、老化苗にしてしまうと、後の栽培に大きく影響します。

徒長では、実が貧弱、数が少なくなり、老化苗では花は咲きますがもはや実は付かなくなります。

こうした事から初心者さんは、まずは苗を購入して栽培する事がすすめられています。

3.初めての種まき 失敗の原因 徒長とは

育苗の重要性 ~老化苗になっていませんか?

2.植物育成ライトの購入ポイント

植物育成ライトもいくつかのタイプがありますので、購入するときのポイントを優先順に確認します。

1)明るさ

植物栽培はどれだけ日照を得られるかが重要なので、価格より優先しました。

先にお話ししたように育苗のみなら45Wでも良いと思いますが、収穫までを見据えての購入であるなら少なくとも100W以上、出来れば150W以上が良いと思います。

ここで、LEDについての整理になりますが、明るさの表記はW(ワット)ですが、出力も同じワットです。

これは、LED自体が電気代のふかからない光源になりますので、大抵の商品は、出力数(消費電力)を『ワット』と言い、明るさを『ワット相当』と言います。

例えば、後ほどご紹介しますが、私が愛用しているのは消費電力18Wと低出力ですが、明るさが150W相当の明るい植物育成ライトです。

2)電気代

ワット数で計算します。

100(W)÷1000×1(時間)×27(円/kWh)=2.7円

タイマー付きのものが便利です。

3)白熱灯ではいけないの?

植物育成ライトは必ずしも専用のLEDライトでなければいけないかと言うとそうでもないようです。

太陽の光は波長で分解され、色によって異なります(可視光線)。

可視光線の内、植物が最もよく吸収するのが赤色(波長660㎚)、次いで青色(波長440㎚)と言われ、吸収しやすい波長を考慮して改良されたのが植物育成ライトです。

そのため、ライトによっては赤紫色がきつい物もあります

植物育成専用ながらリビングに違和感を与えない白系に改良されたものも多くあり、安心して使用できるのはリビングファームさんやグリーンファームさんなどで販売するライトです。

インテリアとして飾る事ができるタイプも豊富にあります。

高いと感じるかも知れませんが、長く愛用するなら初めから検討しても良い物ばかりです。

私は、自作容器から始めたので色々かき集めましたが、多分、かかった費用は、メーカー品をはるかに超えているような気がします。

4)LEDライトの形

⑴アーム型

アームは曲げ伸ばしができるので自在に方向を調整できます。置き型、クリップタイプがあり、比較的小型のものが多いようです。

次の商品は照射時間を3時間 / 6時間 / 12時間に設定でき、かつ、個別に点灯をする事ができるので、成長に合わせてライトの照度を変える事ができます。

⑵テープ型

ひも状に長いタイプです。ラックなどに取り付けます。照射範囲を自分で調整したい場合などに使用します。

⑶スタンド型

卓上や棚などに置くタイプです。照射範囲が限られていますので

⑷ラック型

ラックとライトがセットになったものです。栽培する種類や数が多い場合にはラックで管理するのが便利です。

3.お勧めの植物育成ライト4選

1)GREENSINDOOR

現在使用しているライトです。

商品の寸法 200D x 20W x 92H mm
1PCS
電源 ソーラー式
材質 アルミニウム

⑴お勧めポイント:明るいのに省エネ

私が愛用している商品です。

消費電力がわずか18ワットでありながら、従来の150ワットHPS/MH植物育成ランプの代わりに使用できる省エネ88%の優れた商品です。

150WのLEDで、2個並べて使用。葉菜類やラディッシュ、ミニ大根の栽培で重宝しています。

また光の色も白色に近いので安心して点けていられます。

⑵お勧めポイント:後から連結が可能

確かに明るいのですが思った以上に小さい電気でしたので、後にもう一つ購入して二個並べて使用しています。

連結をすることで明るさが増し、より野菜を大きく栽培する事が可能です。

⑶購入するなら

まずは一つ購入してみて、試しにリーフレタスから栽培するといいかもしれません。

リーフレタス(サニーレタス)は栽培しやすいので成功体験が積めます。

栽培を継続するなら2つ3つと増やして大きい野菜に挑戦する事もできます。

⑷似ている商品はこちら

  • 自然の日光に無限に近く、屋内植物の成長に380〜780mの広い波長を提供
  • 高品質の-40W育成ライト 実際の消費電力は40Wですが、 400W HPSを置き換えることができます。

⑸併せて購入するなら

タイマーがあると便利です。

⑴アナログタイプ:セットが簡単なのですぐに使えます。セットしたい時間を指で押し込むだけ。コンセントにさして使用します。

⑵デジタルタイプ:ボタンでセットアップ。プログラムを何通りかセットする事も可能。コンセントにさして使用します。

2)リビングファーム LEDシリーズ

ここでは、ライトのみで販売している商品についてご紹介します。

とにかく間違いはないので安心してご使用いただけると思います。

※LED付きラックはこちらから

シリーズの違いは何?

シリーズには360と600があり、本体の大きさとLED数量の数の違いによって区別されています。

360シリーズは、外形36㎝、LED数12個です。

600シリーズは、外形60㎝、LED数22個です。

LED光源から照射する光が異なります。光の波長の違いにより、3つのタイプ W、R、UV があります。お勧めはWタイプです。

Rの波長:ライトをつけると全体的に赤紫色に発光します。

Wの波長:ライトをつけると全体的に白色に発光します。

UV波長:紫外線LEDです。

⑴Rタイプ

LED全体で薄い赤紫色に見えます。野菜の栄養価(ビタミン、ポリフェノール)をアップさせます。

360シリーズ:外形36㎝。赤LED6個と青LED2個で残りは白LEDで合計LED12個。

600シリーズ:外形60㎝。赤LED10個と青LED4個で残りは白LEDで合計LED22個

⑵Wタイプ(お勧め)

LED全体で白く見えて、野菜の緑が映えます。インテリアとして最適です。

360シリーズ:赤LED3個と青LED1個で残りは白LEDで合計LED12個。

600シリーズ:赤LED4個と青LED2個で残りは白LEDで合計LED22個

⑶UVタイプ

紫外線LEDです。 野菜の栄養価(ビタミンCやアントシアニン等の抗酸化剤)をアップします。

360シリーズ:紫外線LED(波長315~380nm)を12個装着。

3)リビングファーム ラックタイプ

ココベジシリーズのラックタイプで、イケアシリーズ、クロームメッキタイプがあります。

イケアシリーズは比較的価格は低いのですが、クロームメッキタイプは

⑴イケアライト付きラックMSLシリーズ

お勧めポイント:とにかくお洒落

こちらもリビングファームから販売されているものですが、イケアのラックにLEDライトが付いたシリーズになっている栽培キットです。

お洒落なので窓辺においても違和感を与えません。

①Mー1セット:水耕栽培8ポット×1セット

容器には専用の栽培ポットが8個セットできるようになっています。

後にご紹介する小型キットとの値段を考慮するとラック付きの方が断然お得です。

②Mー2セット:水耕栽培キット2セット

③Sー1セット:水耕栽培4ポットキット×1セット

  • 育苗ポットは4ポット 最大4株まで栽培可能
  • LED360W 1本につき白色メイン LED12個
  • 消費電力 10W(33V,203mA)

④Sー2セット:水耕栽培4ポット×2セット

  • 4ポットの栽培キットが2セット 最大8株まで栽培可能
  • LED360W 1本につき白色メイン LED12個
  • 消費電力 10W(33V,203mA)

⑤Lー1セット:水耕栽培4ポット×1セット

  • 4ポットの栽培キットが1セット 最大4株まで栽培可能
  • LED仕様 LED360 1本につき赤LED6個 青LED2個 白LED4個
  • 消費電力 10W(33V 0.3A)

⑥Lー2セット:水耕栽培4ポット×2セット

  • 4ポットの栽培キットが2セット 最大8株まで栽培可能
  • LED600 には 赤LED(660nm周辺波長)青LED(440nm周辺波長)白LED 4個 
  • 消費電力 21W 保証期間2年

時期によってキャンペーンでお得に購入できます。

⑵RH・RHWシリーズ(クロームメッキ)

高さ調整が可能なタイプです

RH2:スリムタイプ

  • 栽培キット4ポット×2セット
  • LED360W 1本につき白色メイン LED12個×2本
  • 消費電力 1本につき10W(33V,203mA)

ワイドタイプもあります。

4)小型水耕栽培キット(卓上タイプ)

⑴リビングファーム

こちらも私が私が愛用しているもので、このライトを用いて栽培栽培して、初めてラディッシュが丸くなりました。

ライトの灯りは改良が重ねられた完璧なものです。

窓辺にラックを設置して、その一番上に置いて、小型の陽生植物を栽培しています。

キットにはリーフレタスの種がセットになっているので、到着と同時に栽培を開始できます。

溶液ケースは1つですが、種を植える専用ポットがついていて最大4ポットセット出来ます。

お好きな種を用意すれば違う野菜を楽しむ事もできます。

  • 白色系高輝度LED360W 1本に付き
    赤LED(660nm周辺波長)3個、青LED(440nm周辺波長)1個、白LED 8個 AC100V 50/60Hz
  • 消費電力10W(33V, 0.3A) LED耐用期間 40000時間
  • 2年保証(2~3年使用期間))

価格を考えると先のラックの方が断然お得

⑵グリーンファーム

ケースのついたおshレナタイプ

  • 栽培数(間引き後):レタス・葉もの野菜系10株、ベビーリーフ・ハーブ系20株
  • 室温15~30度なので、寒い時期でも種まきができます。

最後に

吊り下げタイプなら、後々ラックを購入して取り付ける事も可能ですので、お勧めです。

最後までありがとうございました。

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