【家庭菜園】秋まき野菜~いちご栽培の特徴と育て方~

1いちご栽培の特徴

9月頃になるとホームセンターにはいちごの苗が出回ります。

半日蔭でも旺盛に育ち、初めてでも割と実をつけてくれますので栽培しやすい野菜の一つですが、『一季なり』と『四季なり』ではその特徴は大きく異なります。

秋まき野菜

10月16日 一季なりいちご 水耕栽培容器移植後

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1)種類により収穫時期が異なる

一季なりいちご🍓】一般に栽培しやすいのは『一季なり』と言われていますが、収穫期は一年に一回5月~6月頃です。

その為、花をさかせるのは3月頃からになるのですが、時に休眠前に花を咲かせてしまう事があるので注意が必要です。

四季なりいちご🍓】一方の四季なりは品種によりますが、真冬を除いて季節を問わず実をつけるものや、年に2回春と秋に収穫するものなどがあります。

2)日照や温度に左右されない

イチゴは、半日蔭でも栽培できる半陰生植物です。日照や温度に左右されず、自然環境でもよく育ちます。

一季なりいちごは10月以降に低温に触れ、日照時間が短くなることで花芽分化する短日植物です。そして寒さが増す11月下旬に休眠を迎え、2月下旬一層厳しくなる寒さに当たる事で休眠から目覚め、3月になると次々に花を咲かせます。

他方、四季なりいちごは冬の間も収穫する事が出来ますので室内栽培やプランター栽培にも適しています。

3)栽培中に休眠期間がある

一季なりイチゴを5~6月に収穫できるようにするには、3月頃から花が咲かさなければなりません。

ところが、11月頃に花を咲かせてしまう事がありますので、この場合は受粉させずに摘み取り、休眠に備えます。

秋まき野菜

11月10日に開花 花は摘みます

この時、収穫まではランナーも一緒に切り取るようにします。

植物は花を咲かせる為に栄養を消費するので株が疲れないようにします。

4)株分けが独特 ランナーって?

いちごも株分けできるのですが、挿し木や挿し芽と異なり様相は独特です。

『ランナー』と呼ばれる茎が、つるの様に伸び先端に新芽をつけていきます。

ただ、収穫が終わるまではランナーは切り取り、収穫後にランナーをポットなりに植えていき、根付いたらつるの部分を切り離し株を増やして行きます。

このような性質を持ついちごには、専用のポットがあります。

 

2苗の選び方

葉の色が濃くクラウンがしっかりしている

茎ががっしりと太く、葉色の濃い苗を選びます。

特に気を付けたいのは、クラウンと呼ばれる株元がしっかりしているという事です。

一般に植物の生長点は茎の先端にありますが、イチゴはこの株元にありますので、しっかりしているものを選びます。

クラウン:葉の付け根の部分

3栽培前に知っておくべきこと

いちごは栽培が簡単であると述べてきましたが、確実に美味しいいちごを育ててあげる為には、少なくとも植付方と植付時期だけは守らなければなりません。

1)植付の時期

遅くとも11月下旬には休眠をさせてあげなければなりませんので、植付は10月中に終えてしまうのがベストです。

2)植付方のポイント

⑶ランナーの向き

いちごは、「ランナー」と呼ばれる茎が伸びた弦があります。

そしてこのランナーの反対側にが花をつけまので、ランナーの向きをそろえて植え付けていきます。

収穫時の手間を考え、ランナーが向こう側に来る(花が手前に咲く)ように植え付けていきます。

秋栽培 秋まき

いちごの花とランナー

収穫が終わった頃にこのランナーによって株分けをします。それまではランナーに栄養がいかない様に切り取るようにます。

⑵株元に土をかぶせ過ぎない

イチゴは、他の植物と違い、生長点の位置がクラウンと呼ばれる株元にあります。

その為土がかかり過ぎないように浅植にしなければなりません。

植付後はたっぷりと水を与えて日当たりの良い場所においてあげます。

また、収穫期以後になりますがランナーから新芽が出たら株分けをしますので、その際も土をかぶせ過ぎないようにしましょう。

4いちごの栽培スケジュール

1)一季なりいちご(苗を購入)

イチゴ栽培

⑴植付

9月に購入して10月には植付を終わらせます。

室内栽培では、11月になると花をつけてしまう事もありますが、11月下旬の休眠に向けて摘んでしまいましょう。

⑵施肥

最初の施肥は1月頃に、2回目は花が咲く前、3月頃に行います。

いちごの根は細い為、肥料の与え過ぎにより「肥料やけ」を起こしてしまう事があるそうです。

花を咲かせる時期は養分が必要になるので、追肥を忘れてしまうと枯れてしまいますので注意しましょう。

⑶手入れと株分け(苗づくり)

早い時期からランナーや花が成長しますが、花は3月まで、ランナーは収穫期を終えるまでは切り取り、栄養が実に集中できるようにします。

株が元気ならば収穫期を終える頃ランナーから新芽が出るので苗づくりをします。

⑷受粉

3月~5月頃になると花が次々咲いてきます。

いちごは雌蕊と雄蕊が花の中にある両性花です。中央の球状の部分(花托)にめしべが集合し、それをおしべが取り巻いています。

外での栽培では虫や風により受粉が自然に行われますが、ベランダや室内栽培では綿棒の先端を少し崩して柔らかくした状態で、花の中をやさしくなでるようにしてあげます。

秋まき野菜

花托にめしべがあります

⑸収穫

開花からおよそ40日前後で収穫を迎えます。

下手の近くまで綺麗に色づき、熟した物から順に収穫していきます。

2)四季なりいちご(種まき)

秋まき野菜

  • 発芽適温:20℃前後
  • 発芽日数:15~20日
  • 生育適温:15~20℃
  • 栽培期間:春150~18日 秋180日前後
  • 収穫期間:春9~11月中 秋3月上~5月下旬
  • 発芽 率:70%(以上)

⑴畑づくり

肥料を好むので植付前に、化成肥料、苦土石灰を施します。

⑵種まき

春まきは4~6月に、秋まきは9~10月が適期です。

種まき用土に入れた箱にばらまきし、発芽をするまで乾燥させないようにします。

いちごの種はとても小さいので、底面給水(又は側面)がお勧めです。

秋まき野菜

とても小さい

⑶育苗と定植

本葉2~3枚の頃、小鉢やポットに植え替えます。

本葉7~8枚になったら肥料を施した畑に定植します。

株間は20㎝位に鳥、ランナーを自分の向こう側にして揃えておくと、花が自分側に咲くようになります。

半日蔭を好む植物ですが、日当たりと水はけの良い場所で管理をします。

⑷追肥

開花期は定期的に追肥を行います。ただ、実が土に接触すると腐りやすくなりますので、株元に敷き藁をしたり、あらかじめマルチを敷いておきます。

⑸収穫

春まきでは秋に、秋まきでは翌春に収穫を迎えます。

3)害虫対策

いちごにつくのはアブラムシやナメクジ、うどん粉病等多くあります。

一般に春まきは病害虫被害に遭うと思って間違いありませんので、対策だけはしっかり行っておいた方が無難です。

また、いちごはいよいよ実が成ったという頃に鳥によって奪われていくことも多いようです。

外での栽培であるならネットは必須かもしれません。

終わりに

最後までご覧くださりありがとうございました。

現在、いちごは勿論、色々な秋野菜を水耕栽培で育てていますので、その栽培記録もまとめて行きますのでどうぞ、よろしくお願いいたします。

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