100均すのこに植物育成ライトを設置
今年(令和3年)は梅雨入りが早いそうで、5月中旬にも関わらず早くも日照不足の様ですね。
先日ライト付栽培キットを購入したのですが、育苗ポットが4個しか入らない為、現在は、ライトの下に自作容器と自作育苗トレイを置いて栽培中です。
4月末に蒔いた種は発芽後も順調なのですが、栽培キットのライトの当たるスペースでは少々手狭になってきました(5月20日現在)

苗が小さい為自作容器で育苗中

ミニトマト・ミニ白菜・ナス・トマト挿し芽
そこで以前購入した水耕栽培の植物育成ライト(吊り下げタイプ)を、自作の栽培容器が映えるような卓上型小型ライト付セットにDIYで作る事にしました。
※水耕栽培自作容器の作り方は以下の記事でご紹介しています。
【水耕栽培】100均アイテムで新自作容器~歴代の失敗容器を踏まえて~
【水耕栽培】育苗ポットをペットボトルで自作~発芽から容器への移植の仕方~
使用する物
- 植物育成ライト 大きさ
- すのこ3~4枚
- 端材(角材・ベニヤ板)
- ペンキ(ホワイト)
- リメイクシート
- 両面テープ・ハサミ・カッター・ボンド
- DIY道具一式
LEDライトの選び方については、こちらの記事にまとめています。
今回使用したLEDライトはコチラ
作り方
⑴ライトの幅を確認
すのこを2枚用意し、植物育成ライトを上部に置いて位置を確認します。
今回はライトを固定しないで、上部にのせるだけにしました。時期が過ぎたら解体して収納がしやすくなるようにです。

まずは幅の確認
⑵底部を角材て補強
土台となる部分は安定出来る様角材で補強します。
下部内側に端材の角材を釘でとめてしっかり固定しました。
すのこと角材はしっかり合わせ、床で平にしておけるように出っ張りはカットしました。

下部は平にしてあります。
⑶底板をはめる
下部の棚板は、薄いベニヤ板が余っていたのでそれを3枚用意し、木工用ボンドで重ねながら接着して厚み、強度を出しました。
その後代理石のリメイクシートを貼りました。
貼り方の詳細はコチラから
⑷天板を作る
天板はベニヤ板を薄いまま1枚使用し、リメイクシートを貼りました。
ライトより15㎝位大きくしてあります。
またカバーも同じ要領で作りました。

天板

カバ―
⑸側板を作る
側面にリメイクシートを貼る為、内側から側板を作る事にしました。
ベニヤを2枚ずつ重ねてボンドで接着していますが、この時点では雰囲気を見る為ラックに固定はしないで両面テープで仮止めして行き、適宜調整しながら作業しました。
※イメージを確認する為両面テープで仮止めします。
⑹ ペンキを塗る
代理石模様のリメイクシートには白いペンキが良くあうと思うっているので、サイドのすのこは白に塗りました。
ここまで来て思ったのは、何だか祠(ほこら)の様だと言う事です。
一抹の不安を抱えながら次の作業に移りましたが、やはり気に入らす、上部の笠(?)の部分はレンガシートホワイトに変えました(写真は次にあります)。
⑺レンガ模様のリメイクシートを貼る
百均で茶色のレンガ模様のリメイクシートを購入しましたが、白のタイルシートも一応購入しました。
サイドは茶色のレンガにしました。

DSC_0294
笠(?)の部分はベニヤを止めレンガシートにしました。
100均の花を飾ってみましたが微妙ですね。結局、ここに造花を飾るのはやめ、サイドのすのこ部分に造花を飾る事にしました。
⑻外側もリメイクシートを貼る
外側も同じように、ベニヤ板をサイズに合わせてカットしてリメイクシートを貼りました。
矢印部の隙間は、縁を作る為に開けています。
※既にライトを使い始めています。
⑼縁取りをする
レンガの切り替えの部分は縁取りをします。
角材の小を使用するつもりでしたが、幅があり過ぎたので、すのこを解体して1枚の板を半分にのこぎりで切り、白いペンキを塗りました。
固定は両面テープでしているだけです。

縁をつけると全体にメリハリが出ます。
⑽飾りをつける
サイドのすのこが見えると祠感が増す為、百均の花を飾りました。

ダイソーで購入
⑾塗り残し等のチェック
完成する前に気が付くと良いのですが、完成してから気付く事も多くありますので、道具は最後の最後まで片づけないでおくのが無難です。

最後の確認
完成

形になりました。
後ろは結構な手抜きをしていますが、あまり気にならなかったので一旦ここで完成にしました。

後ろは後日綺麗にす事に。
ライト点灯
昼間の明るい部屋でライトをつけましたが、植物育成ライトが基本的に赤い波長なのでこのような色で映っています。
それでもこのライトは比較的赤みが抑えられていますし、実際の明るさももう少し白色よりのライトですので、綺麗な発色だと思います。
ただ、リビングに違和感を与えないライトは後程ご紹介する『リビングファームの小型栽培キットライト付」です。
リメイクシートの綺麗な貼り方
要領は、先に縁取りをしてその上に四角く切ったシートを貼るだけですが、角処理をきちんとする事で綺麗な仕上がりになります。
手順① リメイクシートで縁どりをする
まずリメイクシートは4㎝幅で外周分を切ります。
表になる方は縁の幅が2cm位になるように裏面から貼りますが、裏面も綺麗に貼るなら双方とも2㎝幅で貼る様にします。
※注1:板に厚みがある場合はその分多くシートを切ります。
※注2:縁どり2㎝にするのは、浅めにすると、その上からシートを貼る際に少し曲がっても下地が現れる事があるからです。余裕をもって多めにとっておくと心配ありません。
角の播磨方はまず真っ直ぐのまま重ねて貼り次に四隅の角処理をします。
下の写真は縁が足りなくなりましたが、出来るだけ不足しないようにすると良いでしょう。このまま重ねてはっても良いですが、つなぎ目が出来てしまいます。
手順② 角処理をする
角部(赤線部)は定規等をあててカッターで一気に切ります。下が切れても大丈夫です。

このステンレスは壁紙貼り用の物でカッターを当てて切る道具

切れたら葉がします。
同じように四隅の処理をします。
手順③ 最後にリメイクシートを貼る
カットした角に合せてシートを貼る位置、長さと幅を決めます。
角を合せたらシートが擦れないように押さえ上からゆっくりフィルムを剥がしながら貼っていきます。
水耕栽培キットを購入するなら
先日購入した水耕栽培キットライト付
この商品は、育苗ポットが4つしかセット出来ないのですが、リーフレタスの種、種まきに必要なスポンジセット(育苗セット)が付属しているので、大変便利なキットだと思います。
この商品の良い点は、通常、植物育成ライトは赤色主体なので多くの専用ライトは赤(ピンク)が強くムーディーな感じになるのに対して、
この商品は赤色主体でも発色は明るい白色なのでリビングに違和感を与えません。
なので室内栽培には最適ではないかと思っています。
自作容器は作る楽しみは確かにありますが、栽培をより効率的にまた衛生的、かつ安全に楽しむのならこの商品があれば十分かもしれません。
日照条件を確保できるのであればライトは不要かと思います。
他にもライトなしやラックタイプのライトもあります。
植物育成ライトの他のお勧めはコチラの記事でご紹介しています。
【水耕栽培】栽培キットでお洒落に栽培。栽培キットのメリット・デメリット