【水耕栽培】100均アイテムで新自作容器~歴代の失敗容器を踏まえて~

はじめに

私が水耕栽培をする楽しみの一つに容器を自作する事がありますが、到底成功とは言えず長く迷走しています。

ただ、失敗を繰り返しながら加えるべき点や、改善すべき対策をその都度考察しては新たな容器を(懲りずに)作成して、その使い心地と栽培結果をご紹介しています.ので、何かの参考になれば幸いです。

今日ご紹介する栽培容器はこちらです。

自作容器深型

また、植物育成ライトをつけたラックの作り方や、ペットボトルでの育苗ポットの作り方も新たに記事投稿しましたのでそちらも是非ご覧ください。

【水耕栽培】植物育成ライトでキットを自作~100均すのこラック~

【水耕栽培】育苗ポットをペットボトルで自作~発芽から容器への移植の仕方~

容器自作ライト付

苗が小さい内は台を使用

ペットボトル容器の基本的な栽培方法

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移植をする前に

苗を購入した場合には数日ほど自宅の環境に慣れさせてから容器に移植します。

また、土が水を含んだ状態ではうまく根をほぐせず、傷めてしまうので、十分乾燥した状態で土を除くためにも、数日はお水を与えないで環境にならしてあげます。

ポットから取り出した健康な苗の根は白く、とぐろを巻いた状態になっています。

根の状態

ペットボトルへの移植方法

ペットボトルは半分に切り、飲み口を逆さにしてもう半分の容器に液肥を入れ重ねて使用します。

根の通し方

根にビニール袋を巻いて飲み口に通します。

自作容器2021

ペットボトルは植物の大きさによって500㎖~2ℓを選びますが、苗が小さい内は根も短く少ないので500㎖の容器栽培も可能です。

リーフレタスや紫蘇は成長と共に株(根)が大きくなりますので、予め2ℓのボトルを使用するのがお勧めです。

ペットボトル栽培が向いてる野菜

個人的にはリーフレタスとミニ白菜、紫蘇などは向いていると思います。

根が小さい内は下のカップを浅めにカットして液肥を入れ、根が浸かるようにし、

大きくなったらカップも大きくしていきます。

ナスやミニトマトもある程度までは順調に栽培する事が出来ますが、容器替えをするのがお勧めです。

自作ペットボトルの工夫

昨年(2020年)のペットボトル栽培の失敗を踏まえて問題点をまとめてみました。

ペットボトル栽培の利点

利点1 材料が手短にある

高いキットを購入するまでもなく工夫次第で、オリジナルの容器を作る事が出来ます。

利点2 個別栽培が出来る

一株ずつ栽培するのでひと株が病気になった時は隔離でき、他の株への感染を防ぐ事が出来ます。

利点3 終わった時にまとめて処分出来る

病気になった時も合せ、栽培が終わったら液肥を捨ててそのまま燃やすごみで捨てる事が出来ます。

基本のペットボトル栽培での問題点

問題点1 ひと株ずつの栽培しか出来ない

ペットボトル栽培は、どの野菜でも基本的にひと株を一つの容器で育てるので、液肥の交換がとにかく面倒な作業だと感じました。

栽培の上で手間を考えるなら、一つの容器にいくつかの株を植えられるような工夫が必要だと思いました。

問題点2 根だけ液肥中で支える為の構造がない

ナスやミニトマトのように株(根)も実も大きくなる植物では、それを支える構造が必要です。

苗が小さい内は液肥容器も浅く済むので根が底について支えの働きをしてくれ、茎が液肥に浸かりすぎる事はありませんでした。

ですが、成長すると液肥の吸収が早くなりますので、液肥を増やす為容器を大きくする(高く)必要があります。

ところが、容器を高くしても、飲み口部の直径に対して茎の方が小さい為、茎が液肥容器に入り過ぎてしまいます。

これを防ぐためには、茎が落ち込まないように、根だけを液肥につけておく事が出来るようにする工夫が必要でした。

そこで2020年は、根を通さずカップ内に収めスポンジで茎を支えるようにしましたが…

2020年6月 今思うと迷走の始まりです。

鉢植と同じような感じで確かに支えの働きにはなりましたが、以後予想をはるかに上回り根が成長していく為、最終的にはペットボトルでの栽培が困難となり、大きな箱に溶液を満たしで栽培を継続しました。

もはやペットボトル栽培である必要はないと思いました。

問題点3 そもそも容器が小さい

2Lペットボトルを使用した場合に最大で1.6ℓ位の液肥を入れられましたが、

ナスやミニトマトの成長は私の予想をはるかに上回り根も茎も大きく育ちました。

ナスの場合

一番果をつける頃までなら2Lのペットボトルで十分でしたが、2番花が咲く頃には液肥の吸収が及ばなくなりました。

一日に2回の液肥補充は不効率でした。

ミニトマトの場合

ミニトマトの場合も液肥の吸収はナスと同じく急速に早くなりま氏が、ナスよりも実が着きやすくそれを支えるだけのバランスを保つ事が出来ませんでした。

どちらにしても、容器はひと株に対して4L位は必要かと思いました。

問題の整理と改良した点

改良点1 栽培の時期によって容器替えをする

ある程度の株になるまでは基本のペットボトル栽培で問題ないので、時期に応じた容器に替えて行く事にしました。

容器替えの時期は、ナスの場合二番果が着く前後(6月頃)と8月頃に、ミニトマトも同じ時期になります。

改良点2 一つの容器で2~4個栽培できるようにする

容器替えのタイミングで、移植出来る容器にしました。

百均で見つけた蓋付容器ですが、シリーズになっていて浅型と中型、大型があります。

浅型と中型は蓋の大きさが同じで深さが違います。

大型は、深さはないのですが、上記の蓋の2個分になります。

自作容器

上の写真は中型の容器。蓋に5㎝のホールを開けます。

蓋に開ける移植用のホールは2~4個を(お好みで)カッターで開けます。

育生中の苗をペットボトルごと移植する事も、蓋ごと替える事もできるようにしました。

自作容器

この写真は大型容器に先の容器の蓋を2個重ねたものです。

※ 写真には写っていませんが、専用の大きな蓋もあります。

中央の小さい穴は、以前、栽培用にホールソー(約3mm)で開けたものですが、使い道がなく使用していませんでした。

ペットボトルの飲み口部が丁度入るので、今回通気穴として使用し、雨の際には入らない様に蓋をする事にしました。

自作容器

通気栓として使用。

以下に使用の様子を載せています。

二株購入したミニトマトでしたが、一方はやや成長が悪そうでしたので、まだ容器替えをしないでペットボトルでの栽培をしていました。

自作容器 移植容器

2021年5月中旬の使用の様子。

後日もう一株も成長が良くなってきたので同じ容器に移植しました。

自作容器深型

ふた株ともカップ内には遮光の為にハイドロカルチャーが入っています。

この蓋の便利なところは同じシリーズの容器に関らず、合う箱が結構あると言う事です。

成長が進むとこの容器では液肥が足りなくなるので、更に深い容器に替えますが、この蓋をそのまま使用します。

記事を更新しました。

※この新しい容器を使用して、種まきから初期育苗期までの記事を投稿しました。こちらの記事では育苗容器と育苗トレイも作っています。何かの参考になれば幸いです。

自作容器

こちらの容器は浅型仕様です

【水耕栽培】スポンジ種まきから容器への移植まで~育苗ポットの利便性~

改良点3 液肥容器だけを大きくする事が出来る

この蓋の便利なところは同じシリーズの容器に関らず、合う箱があると言う事です。

自作容器

違うタイプの箱ですが、蓋が合いました。

蓋のホールは以前開けましたが、今回はペットボトルが入る大きさにリメイク。

合うとは言ってもぴったりとまではいかないのですが、蓋がはまるので使用可能な状態です。

改良点4 飲み口から根が落ちないようにする

ミニトマトの状態

通常茎は下まで落ち込むみ、支えがないと茎が縁によりかかり安定しません。

自作容器

安定が悪い状態

まずは、茎を固定した状態に保持できる様、固い筒状の物を足す事にしましたが良い素材はなかなかありませんでした。

そこで余っていた底石ネットをまいてみた所、おさまりが良くなりました。

根がネットから出てくれるような位置に合せて現在栽培中です。

5月2日頃

自作容器

5月12日頃 安定はよくなりまたが…

※ 穴は空気穴で、後にペットボトルの飲み口部分のみ差し込んでいます。

13日に根を確認すると、早くもぎゅうぎゅうになっていました。

なので、ネットを下に下げましたが、同時に茎も下に下がってしまいました。

自作容器

5月13日 ミニトマト

ミニトマトは茎に新しい根をどんどん作っていく事を忘れていました。

とりあえず、このまま継続しますが、大きい育成ポットでの栽培を検討していきます。

現在のミニトマトの根の様子。茎は安定した状態を保ち自立しています。

R3.5.20

ナスの苗の状態

自作容器 ナス

5月13日 ナスはいい感じ

なすは根の先端がかぎ状になっている為、ネットにかからない位置で、茎とネットを結束バンドでとめています。

この写真では分かりにくいですが、後に支柱を立てられるように、タピオカストローも一緒に入れてあります。

改良点5 液肥交換が楽になった

5月20日の根の状態

なすの根の状態

液肥交換

根を傷めないようにブックスタンドを2個使用しています。

この写真はひと株ですが、育苗ポットなど、5個セットした物はこのやり方での交換で随分楽になりました。

終わったらブックスタンドは重ねてしまいます。

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