DIY 初めてのペンキ塗り 1.塗料の種類と選び方 防虫・防腐・防水とは

塗装の必要性と塗料の種類

DIYを始めた頃には楽しくてすのこを多用した棚をよく作りました。

当時は防腐や防カビなどはあまり気にせず作っていましたが、時間の経過と共に汚れたり、また使用目的を変えて作り直す中で、 防水・防虫は面倒でも必要だったと思うようになりましたので、今回初心者でも扱い易いペンキ類をご紹介したいと思います。

ペンキとは

普通ペンキと言うと、塗料の総称の様に思いますが、ペンキは木部用塗料の一つとして区別されます。

木部用塗料は木材専用の塗料ですが、その種類はペンキ(合成樹脂系塗料の総称)・ステイン(染色剤)・防虫ステイン(木部用保護着色材)の3種類に分けられます。

室内・室内外両用と言えばペンキ・ステインで、屋外用と言うと防虫防腐ステインの事です。

防腐塗料と防水塗料の違い

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1.防腐塗料

防虫塗料は防虫の為に塗装しますが、防腐塗料にも防虫剤が含まれており、木材金属の腐蝕を防ぎます

一般に白アリなどの害虫は湿度の高い環境を好み、湿気た木材を餌として繁殖しますので、木材の保護の為に防腐塗料を塗ります。

防腐塗料には造膜タイプと浸透タイプとがありますが、これだけでは塗料を選ぶことは出来ません。

タイプ1造膜タイプ

木材の表面に膜を作る事で、紫外線や雨、湿気による劣化を防ぎ、外からの害虫の侵入を予防します。

塗膜上にひびがる事が在りますが、塗り替えの期間は比較的長く5~8年位になります。

タイプ2浸透タイプ

木材の内部に浸透する事で、内部からの虫食い、劣化を防ぎますが、乾燥に時間がかかります。

ひび割れをせず、膨張がないので初心者には扱い易いとされています。

2.防水塗料

一方防水塗料は耐水機能に優れ、劣化に追随するひび割れから生じる雨漏りを防いだり、コンクリートやモルタルなどの外壁、屋根などひび割れしやすい外壁の防水の為に使用します。

塗料の選び方

基本は用途から順に選ぶ事

最低でも以下について考慮が必要になりますが、木部用か鉄製用かで区別するとより分かり易くなります。

  1. 屋外か室内での使用か⇒屋内ならペンキか水性又は油性ステインを、屋外なら防腐防虫ステインを選びます。
  2. 木部用か鉄製か具体的な塗料を選べるのは、この分類になります。木部用を選ぶならコチラ 
  3. 臭いや耐久性があるか⇒臭いが少ないなら水性塗料を、耐久性を選ぶなら油性塗料がおすすめ
  4. インテリア性重視か実用性重視か⇒カラーを楽しむならペンキ、木目を生かすなら水性又は油性(オイル)ステイン
  5. 防水性を重視するなら⇒室内の水回りで使用するなら防腐塗料を、屋外なら防虫ステイン(木部着色保護塗料)か防水塗料で選びます。
  6. 防腐性を重視するなら⇒造膜タイプか浸透タイプかで選びます。ただ、防腐剤入りの塗料は多数あるので、具体的には、木部用か鉄製かで選びます。

塗料の分類の仕方 

塗料の分類は多用に在りますので専門的な知識はここでは除き、DIYを基準にしています。

分類にについては耳慣れた言葉で以下のように分けています。

  1. 水性・油性:水性は溶剤が水で扱い易く、油性は耐久性があるという区別になりますが、これだけでは購入を決める事が出来ません。
  2. 木部用塗料:木材塗装専用の塗料になり、その種類は大きく分けて、①ペンキ(合成樹脂系塗料の総称) ②ステイン ③防虫ステイン(木部用保護着色剤)になります。具体的な商品の選び方は、この3つを区別すると分かり易くなります。※商品名で使用される物も多くあります。
  3. スプレー・工作・趣味用:ペンキを使用し、加工します。メッキ風スプレー、アイアンペイントなどがあります。ホビー用のお勧めはコチラ

また選び方のポイントについては耐久性、防水性、防虫性、防腐性という観点になりますが、まずは、ペンキか、ステインかで選んでみましょう。 

  • 木目よりもカラーバリエーションを楽しみたいなら水性ペンキがお勧め。
  • 木目を楽しむならステインで、臭いが少ないのが良ければ水性ステインを、くっきり木目が良いならオイルステインがお勧め
  • 屋外で木材保護をしたいなら防虫ステイン一択で「木部用保護着色剤」がお勧めです。

※耐久性とは、一般に適切な下地処理を施した上での塗り替えを目安にした年数になります。

1.水性・油性塗料 

水性塗料もっとも扱い易い塗料が水性で、DIY向きの物はこのタイプです。

ペンキ・ペイントの名称で見つけられます。

エナメル塗料が中心となるこちらのペンキは、塗りむらもなくきれいな仕上がりになるのが特徴です。

カラーも豊富で小さいサイズにはなりますが、百均にも置いてありますので手軽に楽しむ事が出来ます。

ただ耐久性は1~3年と短く、定期的に塗り替える必要あがあります。

油性塗料耐久性に優れているのは油性になります。

薄目液に専用のシンナーを使用すれば特有のにおいは軽減するので水性よりは塗りやすいと言われています。

水性と油性の最大の違いは溶剤にあり、水性塗料の溶剤は水であるのに対し油性塗料の溶剤は有機溶剤です。

この有機溶剤にも多くの種類が存在しますが、人体に影響を与えるものもあります

2.木部用塗料とその種類

 木部用塗料とは、大きく分類して ⑴ペンキ(合成樹脂系塗料の総称) ⑵ステイン(染色剤) ⑶防虫ステイン木部用保護着色材)の3種類に分類する事ができます。

⑴ペンキ 一般的なペンキがこれ

一般的にペンキとは、アルキド樹脂やウレタン樹脂等を配合したもので、塗料に含まれる溶剤が揮発される事により、表面に塗膜が形成されますので木目を塗りつぶす仕上げなります(水溶性、油性塗料が典型的)。

水性ペンキ、ペイントなどの商品名で探せます。

屋内用品の塗装にお勧め 室内外の木製品全般 

この商品のお勧めポイント 錆び止め、防カビ配合が施され、刷毛さばきの良さと厚塗りしても垂れにくく、仕上がりもソフトな艶感を楽しめます。

百均で購入できるのもこのタイプです。

⑵ステイン 木部着色剤のことで水性と油性の区別がある

ステインとは、屋内外の木部に使用し、塗膜を作らず、木材に含浸(木目を生か)し、着色する塗料(染料)の事です。

低粘度、液状で、刷毛等で塗布し、木材に浸透させ着色する事ができます(木部用着色剤)。 着色剤である為、耐久性や耐水性等の物性を持たせる為には、ニスなど上塗り塗料の塗布が必要です。

この場合注意をするのは、木地に浸透させる必要がある為、塗膜のあるペンキやクリヤーニス等の上からは、塗装する事は出来ないと言う事です。(ステインが目弾きします。)

ステインにも水性ステインと油性ステインの区別があり、臭い、仕上がりの風合いが異なります。

水性ステインの特徴 臭いが少なく、仕上がりは薄く絵具を塗ったような風合いになります。

油性ステインの特徴 オイルステインとも言い、水性に比べ臭いが強く、木目に合わせて色の濃淡がくっきり表れます。

お勧めのステイン塗料はこちら

 

この製品シリーズのお勧めポイント 

  1. 上塗り不要で美しく仕上がりますが、保護の目的でラッカー系・ポリウレタン系ニスの上塗りも可能です。
  2. 室内用です。
  3. 容量は300㎖・1ℓ・2ℓがあり、カラーも選べます。

⑶防虫防腐ステイン(木部保護着色剤) 屋外用にはこれ

木材用着色剤のステインは、基本的に防虫・防腐効果はありませんでしたが、木部着色保護材は、屋外の木部・木製品の使用を想定した防腐効果の高い塗料になります。

ウッドデッキ、木製の柵、遊具、ガーデニング用品を塗装する事によって、害虫、カビや腐朽菌から保護し、素材(木材)の劣化を防ぎかつ、木目をつぶさない仕上げを楽しめます。
防虫ステインは、ペンキ(エナメル仕上げ)と違って、木材の素地を生かした仕上げができます。

※オイルステイン:油性のステイン塗料は、色が濃く深いため家具などの高級感が増し、木部の表面を油分で覆うことから艶も出て、木部の保護という役割も果たすため、DIYをする人の間ではとても人気があります。ただ、臭いが強いため、屋内で家具や壁を塗る場合などは、注意が必要です。

屋外用品の塗装にお勧め ウッドデッキやラティス、木製フェンス、板塀等屋外の木部・木製品など

木材の防虫・防腐・防カビに優れ、木材に浸透して中から腐蝕を防止します。また木目を生かした半透明の仕上がりで、UVカットにより色褪せ、劣化を防止します。

  

3.スプレー・工作・趣味用塗料

2の木部用との主な違いは、容量の少なさと、多様な仕上がりに選べる事です。

細部に使用する事を考慮された物、布やビニールにぬれる物、少量対応の物があります。

百均DIYによるカフェ風インテリアやアンティーク風加工も塗料一つで随分変わります。

ひび割れ、アイアン風、錆び、擦れ感など種類は豊富です。

仕上がり別お勧め塗料

  • 優しくマットに仕上げるならミルクペイント。紙やすりでこすってアンティーク風に。
  • 木目を生かした塗料なら水性ステイン。木部保護材は含まれていないので必要ならその上からニスを塗ります。油性防虫防腐ステインは屋外向きです。
  • 艶のある仕上がりならいわゆるペンキ。カラーに富み、防虫防腐が施されている物も多く万能ペンキと言われるのがこのタイプです。
  • 紙粘土や木工品の仕上げには艶出しニスを。
  • 木製品の仕上げに艶ナシならツヤ消しニスを。

木部用保護塗料と防水塗料の区別

一般に木部保護塗料と防水塗料は区別されます。

木部養護穂塗料と呼ばれるのは、防腐防虫ステインの事で、屋外用に広く用いる事が出来ます。

塗料には『ウッドデッキ、ガーデニング用品、ラティス、外壁』の文字が見える物です。

防虫防腐ステインも水性と油性がありますので、臭いの少ないものなら水性ステインを、木目を重視するなら油性ステインを選びます。

 

一方、コンクリートやモルタルなど木材以外の材質で『屋根 コンクリート モルタル…』等の記載のあるものは雨漏りを防ぐ防水塗料になります。

 

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