ブログで広告収入を得る為には、アドセンスやアフィリエイトなどの広告配信サービスの審査を通過しなければなりません。
この審査が承認されて初めてコードを取得でき、自身のブログに貼る事で広告が表示され、サイト訪問者の目に留まります。
アドセンスの審査については承認されない方が切実な思いでWEBに質問を寄せていますね。
そうしたものを拝見して自分なりに感じる事が在りましたので、自身の経験を踏まえてこの記事を書く事にしました。
1回の審査で承認された私のコンテンツ
2017年11月に10個の記事で無事に承認を頂きました。
チョコレートでお城を作りましたので、その作り方を紹介した記事です。どのような物かは実際にご覧頂ければと思います。
文字数も意識しなかったので、少ないものは1000以下から概ね1500文字で書いています。ですが作り方を説明した物ですから審査は通りやすかったのだと思います。
落ちてしまうサイトとは
- 体験談や日記形式である
- 画像にフリー素材を多用している
- 極端に文字数が少ない
- 何を言いたいのか不明
- 著しく価値の低いコンテンツである
すでにご存知かと思いますが、価値の低いコンテンツは審査に通りにくいと言われています。
この『価値の低いコンテンツ』を具体的に表すと、例え自身にとって価値が高いものでも、他者にとって価値がないと判断されてしまうサイトの事です。
手厳しい表現になりますが、体験談、日記などはその典型ではないでしょうか。
また、審査の為に投稿するもので不向きと思われるのは お勧め○選もそうでしょう。オリジナリティが欠乏しているからです。
価値の有るサイトとは
- コンテンツの目的が明瞭である
- ある事に関して熟知されていてノウハウ本としての機能がある
- オリジナルの画像が使用され、分かりやすい
- 文字数が十分である
まず、Googleの特質が検索サイトであるという事を押さえなければなりません。
そのサイトを利用するユーザーにとって役立つコンテンツとは、名も知らぬ誰かの平凡な日常生活でもなければ、体験談でもなく、何かを成し遂げる為に必要な知識が詰まった記事の事です。
具体的には
つまり、Googleが価値のあるコンテンツであると評価するのは、誰かが何かをするために必要な知識が豊富にあるコンテンツになります。
具体的には、「自分が旅行に行った」事を記事にするのであれば、日記の様な書き方をするのではなく、「チケットの買い方」に始まり、「最も安く行ける方法」「間違いやすい注意点」など丁寧な切り口で投稿していくのです。
それはユーザーの悩みであり質問事項になり得るからです。
実体験に基づくのであれば、写真も全て自身が撮影した物を使用する事が出来ますので、むしろ好都合です。決してフリー素材は使用しないようにしましょう。
また、広告主にとって価値があると判断されなければならない点も忘れてはなりません。
これは、広告主によって商品が提供される以上、イメージを損なう訳にはいかないからですね。
改善策について
落ちた方の質問を拝見すると、改善策として「グーグルポリシーの掲載」や「サイトマップの設置」「問い合わせフォームの設置」にこだわる方もいらっしゃるようですが、私はそうした事は何もしなかったので、あまり関係ないように思います。
むしろそうした事に意識を奪われ、記事の修正を試みない場合には、再度の審査も難しいかも知れません。
それよりももう一度記事を見直して、内容の切り口を変えた方がいいかも知れません。
短期間で大量の記事を投稿すれば必ず劣悪な記事が見つかります。むしろ短期間で丁寧さを欠いた記事は価値あるコンテンツになり得ません。
記事数は、5~10記事で十分ですので、ほぼ完ぺきな物を作る様に心がければきっと良い結果につながるでしょう。
近年のアドセンス審査の傾向と広告主のメリット
17年頃から審査は厳しくなっていると拝聴します。
理由は、かつては日記系の記事でも審査を通過したのに、その頃からそれでは難しくなったからの様です。
コンテンツ内容がしっかり審査される今は充実した記事、つまり広告主にとってメリットのある記事を目指さなければなりません。
では、更に広告主にメリットのある記事を投稿する為にはどう考えれば良いでしょうか。
最も簡単な方法は、自身が書きたい記事を書くのではなく、広告主が何を宣伝したがるのか、という点から考える事ではないでしょうか。
つまり、料理が得意な方なら、「この調味料の方が一段と料理がおいしくなる」とか、「この調理器具を使用すると時短になる」など、現存する商品を具体的に全面的に押し出して料理の作り方を説明してみせるのです。
この場合、決して「お勧め調味料10選」の様な記事にしてはいけません。まとめサイトはオリジナリティが欠乏しているので審査用には不向きだからです。
何かの作り方を丁寧に、かつ重箱の隅をつつくような情報を投入する事が重要なのです。
審査を通ればそこからは、PV(ページビュー)数で悩む事が増えます。
これは、後に記事を投稿する上でも役立ちますが、誰もが簡単に得る事の出来る記事は、必然的にキーワードも同じ物を多くの方が使用する為、自身の記事が検索上位に来るのが難しくなるのです。
検索上位にこない限り、折角投稿した記事が誰かの目に留まる事は出来ないのですから。
この点、重箱の隅をつつくような細かい知識は、人も触れない分検索上位に入りやすく、少なくとも、ビックキーワードを狙った記事より、その記事の方が人の目に触れて行く事になり結果的にPV数が伸びるからです。
この様な重箱の隅をつついたような知識を得る為には、何と言ってもそれに特化した自分の得意な分野が必要になります。
審査の承認を得る為には、何か得意な分野で知識を披露するような記事を書くのが近道かもしれません。
是非頑張ってみて下さいね。