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カビの発生には専用除去剤『カビホワイト』
今年の梅雨はいつになく雨の日が続き、カビを大量に発生させてしまいました。
キッチンやお風呂場、お手洗いなどは24時間換気扇を回してこまめにお掃除をすることであまりカビを発生させないで過ごせていたのですが、先日畳にカビが発生していたことに気が付きました。
引越してきてからわずか4カ月の事です。
まずはその威力を実感

ベッドの下の畳に発生したカビ。
これは処分をしなければいけないかと思いましたが・・・。
結論から言うと専用除去剤『カビホワイト』のお陰で処分せずに済みました。

『カビホワイト』を使用して掃除後24時間の写真です。
手間がかからず、綺麗になるのでお勧めしたく今回この記事を投稿しました。
まずは、私の部屋の環境です。
この部屋は北西向きでエアコンがなく、掃き出し窓があるだけなので窓を全開にしていても、風が入らいない換気の悪い環境でした。
カビは最初に発生した年に除去をしても、翌年同じような環境下では一層繁殖する生物の一つです。そのため根こそぎ退治をしなければなりません。
そこで使用したのが『カビホワイト』でした。
今回カビホワイトを使用した掃除の手順をご紹介します。
今回使用したのは畳用の緑のラベルのスプレーです。こちらは、畳の他に木製のものにも使用できます。
カビホワイトの使用方法
- 1㎡あたり15回噴霧する。
- 約30分放置する。
- 水で十分洗い流す、又は水拭きする。出来ない箇所はそのまま乾燥させる。
- ひどい汚れカビは2回以上繰り返す。
とあります。
まずは、スプレーの前に粘着テープで表面のカビを除去してからスプレーを散布しました。表面のカビを除去します。
カビホワイトを噴霧30分放置します。(30分後の写真)
畳の目に沿って茶色い痕が浮き出てきました。この茶色く染み出てきたものは、たばこのヤニのようにも見えましたが、どうやらカビの成分?の様です。
これを固く絞った雑巾で畳の目にそって綺麗に水拭きします。
その後十分乾燥させます。これは24時間後の画像ですが、かなり綺麗になりました。
以後押し入れシートなどを敷いて除湿を図るようにしています。
『カビホワイト』はスプレータイプの除去剤で、カビが発生した場所や素材ごとに種類が分かれています。
ですが、除去剤だけでなく予防剤専用スプレーや、一本で除去と予防も出来る優れものありますので、用途に応じて購入出来ます。
個人的にはカビホワイトには絶大な信頼を寄せていますので、是非シリーズで置いて置くと良いと思います。
カビ掃除の基本的な注意事項
専用除去剤を使用するにしても、カビ掃除には基本的な掃除手順がありますし、してはいけない事などもあります。
発生を確認したらすぐにでも掃除をしてしまいたいものですが、その場所に適した手順で行わなければなりません。
まずはカビ掃除に共通して、『してはいけない事』を確認します。
カビ除去でしてはいけない事
- マスクや手袋等の着用をしない
- カビを叩いて落とす
- 絞りの甘い雑巾で水拭きする
- 拭き掃除の前に掃除機をかける
- 最初から除菌剤をスプレーする
一つひとつ見てみます。
カビ除去ですべき事
⑴カビ取り時の格好について
①マスクの着用
カビ取りに限らず、掃除の時には窓を開けて行う事がほとんどかと思います。
カビやほこりは風に乘って、また私たちが動く事によって容易に空間を飛散します。呼吸により人体に取り込まれると、時に肺炎を引き起こしてしまう実に厄介な生物です。
梅雨時期に多く見られるのは高温・多湿の環境によりますが、実はこうした環境は人の身体(体内)である為カビにとっては好都合なのです。
真菌(水虫)やカンジダ症などはピンとくるのではないでしょうか。
枕の中に繁殖したカビが原因で、寝ている間に知らぬうちに吸入して肺炎になるケースもありますので、カビについてはご注意下さい。
➁ゴーグル・ゴム手袋の着用
ゴーグルも目を保護する為に必要です。
通常目は表面が涙によって汚れを洗い流したり、その涙に含まれる成分で眼球表面をクリーンにして保護しているのですが、近年のドライアイ等により表面が乾いた状態になるとゴミは付着しやすく、また傷付きやすくなります。
カビ除去では専用除去剤にしろ自作のものにしろエタノール等を含む薬品や製品を散布しますので、目また手は保護してあげましょう。
⑵換気について
胞子を飛ばしながら増殖するカビでは換気をする時にも十分注意が必要です。
一般に掃除の際には窓を開けて行いますが、風が入り込むような場合には、反って部屋の中に菌をまき散らす事になります。風向きに注意しましょう。
⑶表面のカビ取りについて
①スプレー噴霧について
最初からカビに向かってスプレーを噴霧すると、菌が飛び散る事になりますので、ティッシュや布巾にスプレー液を含ませてから拭き掃除をします。
➁掃除機の使用について
掃除機で吸い込まれたカビは排気口から部屋中にばら撒かれていきますので、カビ掃除の際は避けましょう。
⑷水拭きについて
①除菌前の水拭きについて
除菌前に水拭きをすることは反って広げてしまいますので、避けます。また、湿度が上がるとカビの温床になりますので、拭き掃除をする場合には揮発性の高いアルコールなど含むものを使用します。
➁除菌後の水拭きについて
固く絞った雑巾を使用し、十分乾燥させます。
カビ掃除の具体的な手順
- マスク・ゴム手袋・ゴーグル等の保護具を着用する。
- 換気を行う(窓を開ける・換気扇を付ける)。
- 乾いた布巾に除菌剤等を吹きかけ表面のカビをふき取る。
- 各種カビ取り剤の用法に従い除菌剤を使用する。
- 水拭きが可能な場合は固く絞った雑巾で水拭きをする。
- 十分乾燥させる
以上でカビ掃除については、終わりになります。次回は是非、カビの予防について具体的に書いて行きたいと思います。