目次
はじめに
前回の記事をご覧くださいました方、まずはありがとうございます。お陰様で経過は順調で5月18日から6月1日迄の記録になります。水耕栽培でのはつか大根はいよいよ収穫期に入りましたし、ミニ白菜は定植をしてプランター栽培に移行出来ました。一度は駄目になりかけてしまった茄子も貧弱ながらも見事に復活を遂げ、無事に株上げをすることが出来ました。
前回の経過をご覧になられていない方はこちらの記事(4月18日から5月18日迄)も是非ご参照頂ければと思います。『家庭菜園の成長記録①発芽状況と一部定植に向けて』
水耕栽培中のもの
⑴はつか大根 播種日 4月18日

5月19日 播種後31日
前回の写真から2日後のものですが、根が膨らんできました。
丸いラディッシュだったと思いますがこんな調子です。

5月21日 ここには株が3つあります。大きくなったのは見える2株です
5月25日 収穫へ

5月25日 端に小さい株があり撤収を考えていましたが、根が大きくなってきたのでもう少し育ててみることにしました。

赤丸はつか大根ではなく、キスミ―二十日大根かも…。
播いてはいたので勘違いしたかな。
5月28日 収穫 播種後40日
左側はキスミーはつか大根という長いタイプの大根です。
右側もそうだったかな…。奥の方に小さな株がありますが、そちらは別の容器に移して栽培を続けるつもりです。

ひび割れているように見えたので、収穫しました。

約7.5㎝程でした。
本葉は9枚です。

綺麗に洗ったところひび割れではなく、へたがへばりついているだけでした。綺麗に栽培できる種の様ですね。
左に見えるなすは、水耕栽培の一番果です。7~7.5㎝で摘果しました。

収穫直後の根になります。
6月1日 栽培終了

一つ残ってしまったものです。根が最近になって膨らんできましたので、ペットボトル栽培に変えて継続しますが、この時点で本葉は9枚あります。
この後4日ほど様子をみましたが、無理なようでしたので6月1日に撤収しました。
⑵ミニ白菜 播種日4月19日 (定植日5月25日)
5月23日 播種後 35日 本葉6~7枚
18日に定植を行うつもりでしたが、久しぶりの雨続きの為延期しました。

中央はチンゲン菜
両端が白菜です。右側は成長が良いのでこのまま水耕栽培で継続します。左2株をプランターに植え付けます。
本葉が増えてしまうと定植でうまく根付けないという事ですので注意が必要です。
5月25日 定植へ 本葉6~7枚

プランターへはスポンジのまま植えて行きます。

上の写真の左側の苗は、当初他の苗に比べて成長があまり良くありませんでしたが、今はよく育っています。
春の菜類は虫が来るので、今回防虫ネットをかける事にしました。本来はトンネルがけが正解なのですが、ある物で済まそうと思い元々あったプランターに合わせて個々に購入しました。
ですが、大失敗だったと後悔しました。

プランターはホームセンターで300~400円です。ネットは百均です。
青い支柱は1本50円ですが、形状記憶タイプではない為か、強靭な力で真っ直ぐに戻ろうとします。なので、ガムテープで留めています。
また、トンネル状に取り付ける事は不可能でしたので、クロスせざるを得ませんでした。

底石、培養土、苗、追肥、防虫剤、ネットの順にしました。
サイズがぎりぎりでしたのでネット掛けだけで小一時間していたと思います。
実はネット付きのプランターが存在するという頭がありませんで、後から知りました。電車を乗り継ぎホームセンターに向かった事を考えると反って高くついてしまいましたので後悔しています。
場合によってはネット購入した方が安く済むかもしれませんね。
⑶リーフレタス 播種日4月18日

5月23日 播種後34日
播種から1か月が過ぎた頃から葉の大きくなる速さが増したように思います。サニーレタスと違い、こちらの種はすっと緑色です。
5月26日 播種後37日
勢いがよくなってきました。二十日大根に虫を1匹見つけましたが、その近くで栽培していたものの、ここには虫はつかなかったようです。

そろそかきとり収穫できそうですね。
5月29日

3株ありましたが、1株が萎れていたので確認したところ根が水に浸かっておらず茶色く枯れていました。その根を洗い落として空いていたペットボトルに入れ物事移して別に栽培を継続します。
6月1日

若干元気になったようですがまだ根が成長していません。このまま栽培を続けます。
⑷紫蘇 苗購入 (5月初旬)
5月21日 同じ大きさの苗を購入したのに成長に差があります。
左は当初から水耕栽培で、右はペットボトル上部を逆さにした物に培養土が入っています。プランターに植え変えるつもりでしたので、ネットをかけてから土を入れ、蓋を開けておきました。

現在は根が下から出てきているので、ペットボトル下部に液肥を入れて(半)水耕栽培しています。

5月25日 大きい方の苗は収穫する事にしました。

かなり大きくなりましたので、26日刻んで餃子に入れて頂きました。
5月29日 水耕栽培の紫蘇の葉が大きくなり収穫する事にしました。根を見てみると、この4日で驚くほど成長していて、見た時は気持ち悪ささえ覚えました(下の写真)。
左は25日の根で、右と下は29日の根の状態です。

水耕栽培に移行する際、根切をしませんでした。黒く見える部分は古い根です。植物は古い根を切りながら、新しい根を成長させていきます
根切をしないと成長は遅いように思いました。
挿し芽・挿し穂
⑴紫蘇 5月25日挿し穂の栽培開始
ハイポニカ500倍で挿し穂を開始しました。前回ミニトマトの時はスポンジを培地としたので根が生えていた事に気づいたのは5日後くらいでしたが、今回はこのままペットボトルに挿していますので、状態が良く見えました。
5月29日 5月31日
⑵ミニトマト(挿し芽)
栽培開始 4月29日 脇芽かきをしたものを水につけて栽培しました。発根後からハイポニカを500倍で与えていますが、現在まで成長は良好ではないかと思います。


5月17日 根が良く成長しています。
5月5日の根の状態と比較すると『側根』の発達が分かります。

5月23日
双子葉類の根は主根、側根、根毛の3つからなります。
※単子葉類では側根の代わりにひげ根。

成長過程で側根が出てきました(右)。
根がつるつるになる現象は挿し芽に限らず、苗を購入した後に水耕栽培へ移行したトマト、ナスにも見られました。
下の写真は5月5日に撮影したトマトの苗の根です。

水耕栽培への移行が4月19日ですので移植後16日目になりますが、現在もまだつるつるのままです。
購入した苗を育苗ポットから出した時は、側根が土を抱えてよく張っていましので、水耕栽培にした事で植物の何らかの防御作用が働いたのでしょうね。
挿し芽からの水耕栽培では、発根までは水道水、発根後よりハイポニカ500倍(所定濃度)を与えていましたので、本来の根の仕組みが保たれているのかな、と考えます。
5月31日 一番花開花 第二花房まであります。根の状態もとても良いのですが、案の定容器をどうしようか未だ定まっていません。
花と根の状態
ペットボトルを使用しつつ良いのを作りたいと日々試行錯誤、迷走しています。
土壌栽培中のもの
⑴紫蘇 5月4日苗購入
プランターへ定植後20日

虫食い。害虫駆除をしていてその後は経過は良いようですが…。
こちらも収穫を始めています。
⑵なす 5月4日苗購入
一番果のついていた苗を購入して5日に定植しました。
16日 虫を発見したので,それ以降防虫剤を播いています。

お勧めの害虫駆除剤は300種の植物をフォローしているオールスターだそうで、私も購入して使用しています。顆粒タイプとスプレータイプがあります。

この苗は4月下旬に購入したものですが、根を腐らせてしまった為にとりあえず切り落としました。
ただ小さなつぼみが出始めた事もあり、これ以上の水耕栽培では困難と判断し土壌へ移動する事に。

5月初旬の姿
実家の野菜コーナーに植え、一旦は持ち直したのですが、虫が出たため隔離目的で鉢に避難しました。
育苗の意味がありましたが諦めもあった為ポリポットも用意せず、鉢植にしましたがその後後悔する羽目に。思いの外回復してくれたので鉢上げする事にしました。

5月23日 害虫被害も殆どなく新芽やつぼみが成長しました。
つぼみは1個から2個へ、また葉が大きくなったので、根の成長もうかがえます。

5月25日 鉢上げへ
底石を敷いていたのでそれを抱えています。

鉢から取り出す為に、周りに串を入れそっと逆さにして見た所綺麗に取り出せました。根は思っていた以上に回復していました。
植物の強さには本当に驚かされます。
また、成長を見守っていきます。
⑶ミニ白菜 播種日5月7日 LEDで育苗
5月23日 播種後16日目

プランター栽培に向けての育苗をLED下で行っています。

こちらも同じLED下で栽培していますが、水耕栽培の物です。発根時から所定濃度500倍で育てています。
土より成長が良いように思います。

左はは大きいですが、色は薄めです。右は小さいですが緑が濃い様です。どちらも土で栽培するつもりですが、もう少し育ててからか今後の方向を見てみます。
閲覧ありがとうございました。また続きを2~3週間後に更新致します。