家庭菜園の成長記録① 発芽状況と一部定植に 向けて

目次

はじめに

以前の記事で簡単に発芽状況をご紹介しましたが、はつか大根、ミニ白菜、リーフレタス、パクチーの芽や、購入した紫蘇、ナスの苗が大分大きくなりましたので、ここで、定植期を区切りにして記事をまとめてみました。

基本的には水耕栽培で全過程を行っていますが、こうしてブログに挙げていく中で度々疑問が生じる為、現在は土壌栽培を併用しながら経過をまとめています。

また、一般的には育苗ポットで苗を丈夫に育ててから定植するのが良いと言われますので、今回は一部ですが土を使用して育苗までを行い、定植期を待って水耕栽培容器或いはプランターに移植する方向で栽培を始めました。

土壌栽培はどうしても虫がついてしまいますのであまり使用したくはなかったのですが、育苗までの短い期間なら問題ないのか、という点もここで観察したいと思います。

育苗はポリポットとLEDライトをメインにしたもので行いました。

1.5月中旬までの発芽状況

1)水耕栽培中のもの 

⑴はつか大根 播種日4月18日 

※ 難易度は★が多いほど高くなります。
  1. 環境:東南から南西 日照時間:AM7時~PM2 窓際の自然光
  2. 播 種 から 発芽 までの期間:約2日間
  3. 本葉4枚~5枚になるまでの期間:24日間
① 4月19日 播種後1日目 発根確認

まだ寒い日も多かったのですがすぐに発根しました。

 播種後一日目

② 4月22日 播種後4日目 出芽確認 

はつか大根の発芽は割と早いのですが、この種は吸水が多すぎたかもしれません。

 

➂ 4月25日 播種後7日 発芽が揃い始める

発芽期間は約2~3日でした。

根が成長 この頃になると大分発根が進み、白い根がスポンジを突き抜けてきます。発芽が揃うまでは水道水で育てていましたが、根の状態が良ければこのあたりで、ハイポニカ1000倍で常に根が浸るようにしました。

 播種後7日

④ 5月4日 播種後16日 本葉2枚

水耕栽培容器へ。本葉が4枚になったのはこの頃です。ハイポニカを500倍に戻します。

かごに不織布タイプの水切りペーパーをかけて一括育成を始めました。水の交換が一気に出来るのが最大のメリットかも知れません。

この時期は、根元が赤くなるくらいでまだ膨らみはありませんでした。水耕栽培での土寄せには、ハイドロボール等を考えていましたが、この時点での施行はせずにいました。あまり変わらないかと思われたので。

  本葉4枚 播種から16日目

 5月12日 播種後24日 

根が膨らみ始めました。葉が大分大きくなったように思います。7日にハイドロボールを入れて土寄せのつもりです。でも全く遅すぎるのでとにかく、失敗例のサンプル作りとして栽培を出来れば良いと思っています。

 本葉4~5枚 

⑥ 5月17日現在 播種後29日 

 

根がひとまとまりになって長くなっています。確か赤丸はつか大根だったような気がしますが…。

⑵ミニ白菜 播種日4月19日

  1. 環境:東南から南西 日照時間:AM7時~PM2 窓際の自然光
  2. 播種から発芽までの期間:7日間 
  3. 双葉から本葉4枚になるまでの期間:28日間
  4. 本葉4枚から8枚になるまでの期間:観察中
① 4月21日 播種後3日目 発根確認

初根確認 かなり分かりにくいですが、発根をしています。

 播種後3日目

② 4月25日 播種後7日 出芽確認

 播種後7日目

➂ 4月29日 播種後11日 発芽が揃う

とても小さな芽(写真右)があったので試しに育てた所、小さいながらも順調に育っています。

 播種後11日

④ 5月4日 播種後16日  本葉2枚

この辺でペットボトルへの移植をしました。

 播種後16日

⑤ 5月16日 播種後28日 本葉4枚

ペットボトルへの移植をしましたが、遮光をしていなかった為またもや藻を発生させてしまいました。一株ずつ育てるようにしていた為、手当てが結構面倒です。

 播種後28日

⑥ 5月17日 播種後約1か月 定植への準備

現在3株のミニ白菜を育成していますが、結球に向けて準備を開始しました。藻は水洗いをして、それからは銀紙で遮光します。

1株は、水耕栽培での結球を試みるので500㎖のペットボトルから2ℓのペットボトルへ変えてハイドロボールを使用します。

残りの二株は、土壌栽培へ移行しますが、実はプランターがない為、定植は18日を予定しています。

本来定植は本葉4~5枚なので少し遅いのですが、そうした事も含めて観察していければと思っています。

⑶リーフレタス 播種日4月18日

  1. 環境:東南から南西 日照時間:AM7時~PM2 窓際の自然光
  2. 播種から発芽までの期間:3日間 
  3. 本葉4枚になるまでの期間:20日間
  4. 本葉4枚から8枚になるまでの期間:観察中
① 4月21日 播種後3日 発根・発芽確認

同一日の画像になります。ただ種まき時に水が多すぎた様に思います。

 播種後3日

② 4月25日  播種後7日 双葉がそろう

➂ 5月3日 播種後15日 本葉2枚

本葉が2~4枚までの成長はとてもゆっくり感じます。

④ 5月8日 播種後20日 本葉3~4枚

3枚目の本葉は5日ごろには見られました。ここで、容器を変更して一括管理にしました。

 播種後20日

⑤ 5月17日現在 播種から約1か月 本葉5~6枚

はつか大根、ミニ白菜、チンゲン菜は美しいフォルムを出そうとすると間引きや土寄せが必要になりますので水耕栽培の場合は思った以上に手がかかります。

虫が心配なければベランダでの土壌栽培の方が案外楽かもしれませんね。

ですが、リーフレタスは土寄せがないので水耕栽培では最も育て易い野菜かと思います。こちらは、秋まきの時にプランター栽培をしてみようかと思います。

⑷ パクチー 播種日4月25日 

  1. 環境:東南から南西 日照時間:AM7時~PM2 窓際の自然光
  2. 播種から発芽までの期間:約10日間
  3. 双葉から本葉4枚になるまでの期間:観察中
  4. 本葉4枚から8枚になるまでの期間:観察中
① 5月5日頃 発芽 播種後10日

写真を撮らなかったので、2回目の栽培で撮影した写真を参考に載せました。

 ※ 2回目の栽培です。発芽の様子だけ。

② 5月17日現在 播種後21日頃

 播種後21日 

パクチー栽培は初めてで、何も調べずに始めてしまいました。2回目の栽培もしておりそちらで詳しい記事をまとめたいと思っています。

⑸ 紫蘇 5月4日苗を購入

ペットボトル容器の栽培(右)をしています。土壌栽培もしていていますが、明らかに成長の差が出てしまいしました。

 5月18日

水耕栽培容器に移してからの1週間位がなかなかうまくいかないように思います。

2)土壌栽培中のもの 

⑴はつか大根 播種日5月6日

  1. 環境:南西のベランダ プランター 2条まき 日照時間AM11時頃~PM16時頃(約5時間)
  2. 播種から発芽までの期間:6日間
  3. 双葉から本葉4枚になるまでの期間:—
  4. 本葉4枚から8枚になるまでの期間:—

今回二十日大根をプランター栽培するにつけて、色々な環境を与えて、形成への違いがどの様に現れるかを観察してみました。

事前処理の観察項目は(ア)~(ウ)になります。

① 丸い大根を作る為の事前処理(ア)~(ウ)について
  • (ア)ホームセンターの土と百均の土とでまき差があるか
  • (イ)吸水処理した種としていない種とで成長に差があるか
  • (ウ)間引きを十分行う場合と不十分な場合とで形成に影響があるか

(ア)(イ)の経過については『初めての種まき 発芽の仕組みと徒長・挿し木(穂)の関係~』でまとめています。画像を掲載していますので、ご興味あれば覗いて下さい。また、(ウ)とそれ以降の経過は、後日『二十日大根の成長記録~丸くするためには~(仮)、』としてまとめて行きます。

結果

(ア)百均の土とホームセンターの土とでは百均の方が乾燥傾向にありましたが、成長への影響はほぼなかったようです。

(イ)種の吸水処理については、行わない種の方が発育は良かったです。初期(特に初根する迄の間)の多すぎる水やりは致命的かも知れません。

(ウ)間引きを行った場合はよく成長していました。

⑵紫蘇 5月4日苗を購入

  1. 環境:実家の庭さき      日照時間:ほぼ一日 自然光
  2. 環境:自宅の室内(南向き)  日照時間:AM6時~PM12時 自然光
  3. 本葉10枚になるまでの期間:観察中

5月4日に苗を4株(1セット)購入しました。

 2株はプランター栽培で実家の庭に置きました。実家では日照が良いのですぐに成長しましたが、虫も早かったです。

 5月4日 4株で198円 かなりお得でした。  5月6日  5月12日実家で虫食い

残りの二株は私が室内栽培で、1株を水耕栽培、もう一株をペットボトルに土を入れての土壌栽培をして成長の差を見ています。

水耕栽培に移行した後は元気がなく葉も成長しませんでした。なので、12日頃から日中は外に出して日光に当たる様にした処、少し葉に勢いがついてきたようにい思いますが、徒長気味、葉色がうすくなっています。

5月18日 土の方はとても成長が良く、水耕栽培との差は明白です。でもまだ葉数は6~8枚なので、これからです。

  葉数6~8枚

⑶なす 5月4日 苗を購入 一番果あり 

  1. 環境:実家の庭 植木鉢
  2. 日照時間:一日 自然光 
  3. 一番果収穫までの期間:—

すでに一番果を付けていたので、収穫の観察をメインに購入してみました。実家の庭は虫が多そうなので、出来るだけ距離を取って、隔離して置いています。

が、アブラムシ系を後日発見しましたので、防虫対策をしていきます。

 5月17日  5月15日 発見 恐怖

別の株で、当初水耕栽培していたのですが、1株がだめになりそう子がありました。

一旦は実家の庭の野菜コーナーに植えて持ち直したように見えましたが、害虫が出始めたので避難の為に鉢植にして隔離しました。この際新しい小さな白い根が出始めていたようでした。

4月29日に根を切り、5月2日辺りで土壌に。

 5月17日 つぼみが多きくなってきました。

収穫とか花とかそんなことはどうでも良いと思っています。ただただ、限界までお世話出来ればよいかなと。

⑷ ミニ白菜 播種日5月7日 

  1. 環境:LED 40000~50000Lx スポンジ培地と土(ポット)8h/日
  2. 播種から発芽までの期間:4日間 
  3. 双葉から本葉4枚になるまでの期間:28日間
  4. 本葉4枚から8枚になるまでの期間:観察中
5月13日 発芽2日後 よりLEDライト開始

LEDを使用して育苗する事にしました。生育温度が低い野菜なので育つかどうか

5月13日  5月17日

また、成長記録がたまりましたら記事にまとめて行きます。

ありがとうございました。

6月1日に記事を更新致しました。またどうぞご覧ください。

家庭菜園の成長記録➁ 一部定植から収穫に向けて

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