【家庭菜園】春も秋もまきたい野菜の種~ミニ白菜・結球するには~

1.ミニ白菜の特徴

ミニ白菜は丈が20~25㎝で、重量500~800gの小型の白菜です。

上手に栽培すれば1㎏になり食べではありつつ、使い切る事も可能なちょうど良いサイズでもあります。

2.白菜の種類

ハクサイ自体の種類は、結球タイプ、半結球タイプ、府結球タイプとがあり、ミニ白菜は結球タイプに入りますが、ミニ白菜の結球は、普通の白菜に比べややふんわりと葉を巻いた状態です。

ハクサイの色は、葉の断面が、オレンジがかったものと黄色がかったものがありますが、ほかにも紫色のハクサイもあります。

   

3.栽培の注意点

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1)結球

ミニ白菜を栽培する上で目指すのは、そのフォルムの美しさを最大限に出してあげると言う事ではないでしょうか。

栽培期間が短いので作りやすい野菜だと言われていますが、綺麗な形にするには『結球』をきちんとさせてあげる事が重要です。

その為には本葉7~8枚頃の大きい葉をしっかり育ててあげることが重要なようです。

ミニ白菜:播種後60~70日位

私は水耕栽培をしていますが、実は今まで上手に結球できたことがありません。

最も大きな原因は種まき時期にあるようです。

2)種まきの時期

結球をうまくさせるには、結球させる時期を見越したタイミングで種まきをしなければなりません。

ミニ白菜の発芽適温は、15~20℃、生育適温は初期が18~20℃で、葉がまとまりだす後期は15~20℃が適温です。

品種によりますが、最適なのは8~9月の種まきになります。

3)結球の仕組み

生育初期は葉を地面に広げて成長しますが、葉の枚数が増えて内部の葉に光が当たりにくくなると、生育ホルモンの働きで中心の葉が立ち上がり、やがて内側に巻かれて結球します。

特に本葉7~8枚の頃の葉は大きく成長させてあげなければなりませんが、暑すぎても寒すぎても生育不良に陥るので気温に注意して栽培します。

特に気温が10度を下回ると結球しないので注意が必要です。

前回私が種を撒いたのは11月過ぎでしたので、寒すぎたのですね。

4)トウ立ち

ミニ白菜の花

植物のトウ立ちにはいくつかの条件がありますが、ハクサイがトウ立ち(花芽分化)する条件は、種まきの時から低温に触れる事です。

時期を外れた早すぎる花芽分化(形成)はもはや成長ができない(老化苗)ので気を付けましょう。

一方収穫期を逃したり、ある程度大きくなってから急に花芽分化する事がありますが、この場合はつぼみを収穫して食べる事ができます。

光周性と限界暗期 ~花芽形成とトウ立ち・老化苗~

育苗の重要性 ~老化苗になっていませんか?

トウ立ち菜を頂くなら

アブラナ科のトウ立ち菜として美味しいのは、ナバナ、コマツナ、ハクサイです。

結球しにくいと言われる春まきのハクサイなら、敢えてトウ立ちをさせてみても良いかもしれませんね。

5)連作障害

基本的にアブラナ科は連作を嫌うので、同じ科目を含む野菜の栽培は、2年以上栽培しないようにします。

連作障害とは?対策は?連作してもいい野菜との違いは何?

4.栽培スケジュール

1)発芽適温と発芽率

  • 発芽適温:20~35℃前後
  • 発芽日数:3~5日
  • 生育適温:15~20℃
  • 栽培期間:60日
  • 収穫期間:春:3~5月上頃 秋まき:7月中~9月上
  • 発芽 率:90%(以上)

2)栽培スケジュール

⑴土づくり

①畑の場合:元肥多めに、石灰必ず!

ⅰ)堆肥・苦土石灰

種まきの3週間前に1㎡あたり2.0㎏の完熟堆肥を、2週間くらい前までに苦土石灰(200g)を施し、よく耕すようにします。

※1)苦土石灰は、酸性の土壌を嫌う場合には多めに撒いてよく馴染ませておきます。

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ⅱ)元肥(化成肥料)

1週間前に畝全体に元肥を多め(150g)に撒いてよく耕して畝を立てます。

※2)畝の幅は栽培する植物により異なります。

ミニ白菜では2条(千鳥植え)なら畝幅60㎝位、畝間は30㎝、高さ25㎝位が適切です。

※3)千鳥植えとは

一般的な条まきは 整然と並んだ列にしますが、千鳥植えは、千鳥の足跡のように交互に1株ずつを取ったような植え方の事。

一般的な畝づくりと元肥

※1)一般的には作業しやすいのは、畝の高さは高さ20~30㎝、畝間20~30cm、畝幅50㎝(以上)の様です。

※2)植え付けの3週間前に、1㎡あたり堆肥2.0㎏、2週間前に苦土石灰100g、1週間前に化成肥料70gを施すのが一般的です。

②プランター栽培の場合

ミニ白菜は、土壌に浅く根を張る植物なので、標準サイズのプランターを準備します。

土の容量13~16Ⅼで2株栽培です。

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水耕栽培と土壌栽培 肥料の種類と与え方・土づくりの基本とは?

プランターの場合、培養土を使うと手間がかかりません。

 

 

⑵種まき

ミニ白菜は春まきと秋まきが出来ますが、春播きは害虫が付きやすい事、結球しにくい事から初心者の方は秋植えからが育て易いと言われています。

①畑の場合

畑では、千鳥播きをします。

②プランターの場合

種3~4粒を直播き、本葉2~3枚で1回目の間引きを、本葉6~7枚の頃2回目の間引きをして1~2株にします。

③ポットまき

育苗ポット(9cm)の場合には、種を3~4粒を播き5~1cm覆土し本葉3~4枚まで育てます。

⑶間引き・最終株間

最終株間は収穫したいハクサイの大きさに合わせて決めますが、ハクサイは密植を好みますので隙間が空きすぎないようにします。

1回目の間引きは本葉1~2枚、最終間引きで本葉5~6枚にします。

株間は収穫時の大きさが200g位なら15㎝位でも良いですが、1㎏以上なら30㎝位とります。

ミニ白菜は密植が好き

通常、葉が重ならないように間引きを行いますが、ハクサイは密植を好む野菜です。

一方で間引きをしないと白菜同士の競合により葉の数が少なくなることがあり、特に外側の葉を大きくさせないと結球しにくくなりますので、スケジュールに沿ってきちんと行います。

⑶植え付け(定植)

育苗ポットでは植え付けは本葉4~5枚頃に行いますが、その際 白菜の根は一度切れると新根が出にくいので細心の注意を払って扱いましょう。

植え付け後、株元に土を寄せて軽く押さえて、たっぷりの水を与え根が活着するのを促します。

播種~植え付け時期の注意まとめ

①水養分 

ミニ白菜は、本葉が育つまでに子葉が落ちてしまう事がままあります。これは水切れやや肥切れがによるものなので、こまめに観察をして切れないように気を付けましょう。

②害虫対策 

ミニ白菜はアブラナ科なので虫がつきます。なので苗を購入する際も目視でしっかり確認します。

また植え付け後には虫よけネットなどを施します。

⑷植え付け後から結球まで 

①土寄せ 

栽培過程で重要なのは土寄せです。結球までの間に行います。

結球が始まってからの土寄せは株間に伸びた細根を傷付けるおそれがあるので忘れずに行いましょう。

②外葉の摘み取り

外葉が変色(黄色)したり害虫の浸食被害にあってしまった葉は早めに摘みます。

③防寒対策

早生種が多く、早ければ播種から40日程度で収穫できますが、日数を伸ばして大きくさせる事も可能です。

寒さが増し霜が降りる頃ミニ白菜は甘味を増すと言われますが、冷害に合わないように12月頃には外葉で縛ってあげます。

害虫被害によって既に外葉が無い場合には新聞紙でくるむと良いそうです。

⑷収穫方法

頭頂部を触れてみて締まっていれば、収穫できます。

結球をしていない一番外側の葉の内側に、ハクサイを斜めに倒して株元に包丁を入れ、手前に引いて収穫します。

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