リビングボードをキッチンボードにリメイク
昔買ったリビングボードは狭い部屋には大きすぎて使用出来ず、又高かったので処分する事も出来ないままずっと実家に置いていましたが、今回パン作りが出来る様なキッチンカウンターにリメイクする事にしました。

完成
同じ高さの大小のボードですが小さい方の奥行が数センチ足りませんでしたので、背面で揃えて金具でつなげた簡単な物です。
お気に入りポイント
天板にパン作りが出来るように人工大理製ボードを2か所、はめ込んだ点です。
取り外しが出来るので洗う事も出来ますし、リメイクシートのお陰か大好評で、とても気に入っています。
必要な材料と作り方
- 化粧板(背面を平にしてウォールシートを貼る為)
- 固定具 ※ボード2個をとめる物
- 天板用ベニヤ板 厚さ3㎜程度の物を2枚
- 背面テーブル用ベニヤ板
- ハイメテーブルをとめる金具
作り方概要
- リビングボード2個を、背面で合せて並べる。
- 背面に化粧版を固定し平らにする。
- 好みのリウォールシートを貼る
- 天板を作る(ベニヤ板を使用しました)
- 天板をマジックテープで固定する
⑴リビングボードの背面に化粧板を固定する
①まずは二つのボードがずれないように金具で2か所固定します。
②背面の凹凸を無くすため、化粧板をネジで固定します。

背面でつなげています
⑵代理石のウォールシートを貼る
側面と背部にかけて黒の代理石シートを貼りました。
このウォールシートは光沢があり貼りやすく、また失敗しても剥がして貼りなおすことが容易でしたのでとても良かったです。
ただ、側面から背部にかけての角をぴっちり貼るとそこに裂け目が生じてしまいますので、後から補修をしました。

裂目が生じた部分

上から補修
⑶背面テーブルを取り付ける
背面テーブルの棚板は22㎝×175㎝にしました。
奥行はやや狭いかも知れませんが、自作の為耐荷重に不安がありましたので、無理をせずコーヒーを飲んだり、軽食がとれるスペースになれば良いと思い、敢えてこのサイズにしました。
実際には全ての食事をここでしていますが、重い物は天板において背面テーブルには茶碗やお椀、小鉢程度を置いて使用しています。
テーブルの固定具
このテーブルにも白い大理石のウォールシートを貼り、L字金具を用いて固定しましたが、L字型の金具だけでは耐荷重が心配でしたので、1×4材の端材で支柱を作り安定感を持たせました。

L字金具は現在両端の2か所で固定しています。
写真は、作成当時の物で、利用できた端材が2本だけでしたが、後に端材が出来たので、中央に3か所支えをしています。

今は3か所で支えを入れました。
当初支柱ではみっともないかと思ったのですが、仕上がってみると代理石シートで意外に目立たず、違和感もなく、家族にも好評を博しました。
⑷ 天板を作る
当初天板は、パン作りが出来る様に代理石にするつもりでしたが、サイズが縦×横=45×178Cmとかなり大きく、費用の点で断念しベニヤ板で天板を作成する事にしました。
結局安価に購入できる人工大理石ボードにし、天板サイズに合わせて53.5㎝×43.5を3枚購入しました。
カッティングボードの厚みが丁度ベニヤ板1枚分(3mm)でしたので、天板にはめ込めるような形で作る事にしました。
ベニヤ板を2枚用意して防腐t塗料を塗り、1枚は人工大理石ボードをはめられるように、もう一枚はその下に重ね、厚み6mmの天板を作りました。
マスキングテープのポイント
人工大理石をはめられる枠作り
ベニヤ板(上になる板)をくりぬく事は出来なかったので、人工大理石をはめる部分を取り除けるようにカットをして、もう一枚のベニヤ板(下になる板)に重ねてから接着剤で枠になる様に固定しました。
ボードは取り外しが出来る様にしています。

カッティングボードにこの紐を付けました。
ボードに小さくカットした紐を両面テープで留めただけですが、違和感もないので重宝しています。

取り外しはこの紐の端を持ちます

紐はナイロン製なので、端は隙間に取り出せる程度に埋めています。
天板の固定

マスキングテープを貼ってからその上にマジックテープ
一応、天板はリバーシブルで使用出来る様にと固定はしていませんでした。
ただパンを捏ねる場合天板ごとすれるので、マジックテープでとめています
天板の四隅にマスキングテープ、マジックテープの順でとめただけ絵d巣が、十分固定できています。
ポイント
マスキングテープは下地の保護です。両面テープなどは直接貼ると剥がす時に綺麗にはがれなくなるので、予めマスキングテープをします。