2.水耕栽培を始める前に ~ 準備するもの ~

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1.室内で水耕栽培をする為に準備するもの

前回では、水耕栽培について調べ、ざっくりですが、植物がどのように育って行くのかが分かりました。

では、水耕栽培に必要なものとはどのようなものなのでしょう。

一般的には、水耕栽培容器、植物育成ライト、水耕栽培用の液肥が必要物品になります。

(1)容器について メーカーで出している高額なものから、100均で購入したものを自分で加工して作る安価なものまで多種多様の物があります。

今回私は節約目的で野菜作りをしたいと思いましたので、初期費用を抑える為100均で使えそうな物を加工して使用する事にしました。

(2)植物育成ライトについて 植物が育つ為に必要な光の量はそれぞれ決まっている為、窓からの採光が十分でない場合、その光の強さを意識してライトを用意します。この辺は、後に詳しく。

私の場合、部屋の窓は、掃き出し窓(大きい窓)が東向きに、出窓が北東向きにあります。なので陽の光は午前中しか差しません。

また窓はすりガラスの為、窓辺でも光は弱く、植物育成ライト(LED)をアマゾンで購入しました。

3000円前後から何万円もする物まである中で、私は5000円くらいの物を購入しましたが、専用ライトでなくても普通のLEDでも良いとの事で、後にもう一つ市販で購入しました。

(3)液肥について アマゾンで『ハイポニカ』を購入しました。水耕栽培と言えばこれの様です。

では、それぞれ詳しく見てみましょう。

(1)自作で容器を作成する(容器とスポンジの準備)

水耕栽培について調べると、容器を自分で作る方も多く、ペットボトルを使用した物や百均のケースを組み合わせた物、牛乳パックを利用したものなど様々なものがあることを知りました。

私も百均のケースを組み合わせて作る事にし、培地はスポンジにしました。

ただ、室内で育てる事を前提としていたので、大きすぎず、また見栄えを損なわない容器にこだわり、購入したのが白いかご(下の写真左)と蓋つきの容器(下の写真右)でした。

2017.7.初旬

この蓋付の容器はクリーム色ですが、他にも赤、青、からし色があり全色購入しています。

内側の白いかごに、直径3.2cmほどの穴を電動工具で開け、色のついた容器に重ねて使用します。

そして、この穴にスポンジをはめ込み、そこに種を播いて育てます。

この内側のかごを持ちあげて、液肥の交換や、根の観察をするわけですね。

元々DIYを趣味としていたので工具も殆ど揃っていたものですから、加工ありきの選択でした。

開ける穴はペットボトルの蓋と同じ大きさなので、蓋を使ってマーキングしました。開けた穴にスポンジをはめ込みます。

工具で穴を開けてこれにアルミホイルを貼り遮光します。

遮光する理由は、藻の発生を防ぐためです。

水耕栽培をしていると藻が発生することはよくあるそうで、特にベランダなどの半野外では生えやすいそうです。

藻が生えるという事は、光が十分届いているという事でもあるそうですが、藻が栄養を取ってしまったり、根に付着すれば成長の妨げになるようなので良い事ではなさそうです。なのでしっかり対策をしておきましょう。

容器の内側にアルミホイルを貼りました。

容器の外側に貼っても良かったのですが、色を残したかったので敢えて内側にホイルを貼って遮光をしました。更にここにビニール袋を張って液肥を入れて使用します。

結構手間なので、手軽に始めたい方には参考にならないですね。

何はともあれ、これで容器は完成です。

水耕栽培専用容器も販売されています。

※ 水耕栽培の自作容器については、栽培を重ねた結果、現在お勧めする物がありますので、2020年5月8日に新しい記事を投稿させて頂きました。下記リンクをご参照頂ければ幸いです。

水耕栽培 自作容器の失敗から得た事と、ペットボトル栽培を勧める理由

(2)植物育成ライトを使用する場合

室内でも十分に太陽の光が届くのであれば、育成ライトは必ずしも必要なわけではありません。

ですが、私の部屋は2DKの賃貸で、大きな窓はそれぞれ東向き、小さな窓は北東向きとなっている為日照不足であり、当初からLEDを使うつもりでいました。

ただ費用はあまりかける事は出来なかったため、大きいライトと小さいライトを1台ずつアマゾンで購入しました。

室内のラックにライトをねじで取り付け使用

針金のようなつりさげる為の部品がセットになっていて、先端についているフックをライトの四辺にかけて上から下げるようになっています。

長さを調節出来るようになっていますが、私はもともとあった木製ラックの棚板にネジで固定をして使用しています。

2020年現在は、発芽直後の育苗に使用しています。写真はミニ白菜です。

水耕栽培でのスポンジ種まきに播いたもの(左)と種まきトレーに蒔いたもの(右)を発芽直後からLEDの下で、7~8時間/日 照射して育ててみた所、水耕栽培の苗の方が成長は良かったです。

 電気に関する単位の色々 ~ W,V,Lx,Lm って何?~

購入当時、光の強さや単位などの知識がなく、単に価格優先で購入したものですからこの二つになりました。結果的には、45Wで購入したランプが重宝しています。  

では、本来植物に必要な光とはどのようなものなのでしょうか。 自分なりに調べた事を以下にまとめてみます。  

まず、光の強さについてはいくつかの単位があることを知りました。特に植物を育てるのに考慮する光の単位は、Lx(ルクス)lm(ルーメン)のようで、これは明確にを区別した方が良いように思います。  

ただ、販売されている商品表示でよく目につく単位は、W(ワット)かV(ボルト)lm(ルーメン)の様な気がします。  

Wについては『消費電力』を表し、いわゆる電気代を考える時に参考にします。 W数が低ければ電気代は抑えられるのですね。ですがこのWの数値と光の明るさは無関係です。  

商品をよく見ると、同じ明るさのライトなのに45Wのものと100Wのものがあります。なので、電気代を考える場合にはW数を基準にしましょう。  

ちなみにこんな言葉を聞いた事はないでしょうか 『トイレに間抜けな100W』…。  

Vは『電圧』(電気を押し出す力)で、日本国では、家庭に供給される電圧は通常100Vとなっています。  

Lx(ルクス)は『照度』を表す単位で、光源によって照らされている面(照射面)の明るさを示しています。 証明設計の基本としてJIS規格で定められているのがこのlxです。つまり、作業場所や作業内容ごとに照度基準が何Lxと定められているのです。

ところが、このLxの値は光源(光を放つもの)からの距離によって数値が変わり、離れれば数値は小さくなり、近ければ数値は大きくなりますので、光源からの距離を考慮する必要があります。  

例えば…事務所(オフィス)の照度は750ルクス~1500ルクスなので、 その値に合わせる場合は、光源の光の強さそのものを変えるか、照明からの距離で調節するか、という事になりそうです。  

これに対し、Lm(ルーメン)は『光速』で、光源から出る光の量を表します。そして全方向に放射される光の総量を「全光束」(ぜんこうそく)と言い、一般的に全光速の数値が大きい光源(電球)が明るい光源と言われます。  

この他にも電気に関する単位には、アンペアやカンデラといったものもあるようなのですが、植物育成に関して私が考慮するのに必要と感じた単位は電気代と光の照度でしたので、光の種類についての知識整理はこの辺で。

光は強ければいいの?光飽和点とは?

中学、高校の生物の授業で、植物は光合成をおこないながら成長する事を学びました。

この光合成は、植物細胞の葉緑体で行われるもので、光エネルギーを利用して水と二酸化炭素から糖と酸素を生成し(明反応)、明反応で合成されたエネルギーを用いて二酸化炭素から糖を生成します(暗反応)。

この光合成において光の強度は反応速度に関係し、弱いと反応が進みませんが、ある程度の強度を超えても飽和状態となり反応速度はそれ以上速くはなりません。

植物はそれぞれ、光飽和点があるので、無駄に光を照射する必要はないので知っていると栽培に便利ですね。  

分かる範囲で一覧表にしてみましたので参考にしみてみてください。

この数値を超えない付近の光を確保して栽培をしています。  

今回、照射面のLxを調べるのにアプリをダウンロードして計測してみました。 45WのLEDライトの下で、65000Lx(=65KLx)の値を示し、現在 ミニ白菜とチンゲン菜、水菜がよく成長しています。  

(3)液肥の準備

水耕栽培愛好家の多くは『ハイポニカ』を使用されているように思います。

近所のホームセンターに買いに行ってみたのですが取り扱いがなく、アマゾンで購入しました。

成長の良い野菜は液肥の吸収が良く、油断をするとすぐに液肥が無くなり植物を枯らしてしまいます。

なので、肥切れにならないよう注意が必要ですが、そうしたことを避ける為にも、溶液の補充は定期的に交換をするように心がけた方が良いでしょう。

液肥の継ぎ足しを続けていると濃度が上がるので、そもそも交換することをしなければならないのですが、忙しさにかまけて面倒に思う事があり、当初はついつい継ぎ足していました。

ただ、液肥が少し濁っていると思うときはそれを捨てて新しい液肥に交換し、根もすすいだりしていたのですが、こうして実際に野菜君たちを間近にみていると、交換後には成長が良くなっている事を実感しています。なので定期的な交換を行いましょう。

植物も動物同様、お世話をきちんとすれば応えてくれるのですね。

その他

これらの他、エアレーショシステムを準備する方もいらっしゃいます。

水槽などのぶくぶくです。

私も金魚用の小さいぶくぶくを購入し、当初は使用していたのですが、育成に大きな差は感じられないので現在は使用していません。

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